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2016年6月23日  伝統宮染継承対策の調査

宇都宮市内で染物業を営む福井染工場を訪問。
伝統宮染の技術継承及び事業継続のご苦労を聴取。
[会社概要]
福井染工場は、四代続く創業110年の老舗。
昭和の初め、田川の関があったこの地に移転し、現在に至る。
当初は、関のお陰で豊富な水源に恵まれ、周辺には水を求めて数件の染物工場が操業していた。
昭和20年以降、治水のため河川の護岸工事等の公共事業があり関も移動し、水脈を絶たれた事業者は店を畳んだ。現在は、田川沿いに2軒残るだけ。
[事業内容]
伝統宮染は、祭りの法被や暖簾など、特に特別な染物を扱う。
本県にとって、残さなければならない伝統工芸の文化。
後継者は、長男で四代目が染師として引き継いでいる。
[事業の課題]
染物業にとって、水が命。田川の水は、この宮染に最適。最大の課題は、田川から安定した取水量を確保すること。
[取水方法とその問題点]
昭和26年頃、田川の河川改修工事に伴い、自家製のポンプが使えなくなり、県の補償で「水中ポンプ」を設置。
ポンプは河川内に設置されており、増水の度にゴミ等の除去を自力でしているが、豪雨等の場合は民間では管理しきれない。(ポンプが河川内のため危険)
今回の問題は、取水量が半減している事。〜今年5月に新規ポンプを入れ替えたが取水量が不足。
※パイプ等に支障があるのか?

伝統宮染の文化を絶やさない為に、取水量の確保に知恵を絞りたい!!
行政の支援や、担当職員の知恵も引き出し、最善の対応を検討します。

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