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【 2018年7月 政務活動報告 】
7月28日、柳田街道「道場宿から宮環」の区間を調査。
[現状]
センターライン、道路外側線、方向支持線の劣化を確認。
全体的に、敷設された路面表示の老朽化が進んでおり、補修・更新が必要。
[利用者ヒヤリング]
①ラインの剥離等で車線が見えにくく、危険を感じる
②夜間や雨天時など、路面が光ってしまい車線が見えない
③高齢者にとっては、ラインが見えないのは大変不安
→道路管理者(県)にたいし、対応を要求します。
鬼怒川橋はラインが完全に剥離
傷んだセンターライン
方向支持線の剥離
外側線・センターラインの剥離
7月23日、御幸本町・通学路の安全調査を実施。
御幸本町4880周辺は、近年、通りの拡幅(5m)に伴い、子育て世代の新築住宅が急増。
国道4号線からショートカットする車両が増加し、住民の皆様から安全対策を要望されている。
[現状]現地調査の結果
①通学時間帯の7:30〜8:30の進入車両は、約20台程度
②進入車両が多いのは、通学前と下校時の17:00〜18:00
③通りには速度規制はない
~40~50km/hで走行→危険を感じる!
[対策案]
①注意喚起
~スクールゾーン道路表示
②速度規制
~30km/h
県警察及び宇都宮市と協議し、対策を検討します。
国道4号線から進入する車両
宇都宮市の対応(注意喚起)
住宅密集地に進入する車両
7月20日、参議院議員会館、とちまるショップ、東京都庁にて、以下の内容で調査。
1.働き方改革について
平木経済産業大臣政務官より説明聴取
①中小企業の働き方改革のスキーム
②業務の効率化と経営改善
③人材の育成強化と人材力
2.アンテナショップの運営について
1)とちまるショップの変遷
①平成24年5月オープン
②平成29年 レイアウトを変更しリニューアルオープン
~県内自治体の紹介だけでなく、飲食ができるようリニューアル
2)eat-inコーナー
①ジェラートに加えランチメニューを追加
②ランチ:
・ギョーザおにぎり・ゆば味噌汁 550円
・日光ゆばあんかけ丼 850円
・とちぎ和牛ローストビーフ丼 2000円
3)その他のコーナー
①地酒・・・・酒、ビール、ワイン、カクテル等、スカイツリー内で一番の銘柄数!
②ビール・・・ビール麦生産NO1の本県のプライド銘柄を9つのビール工場で提供
③帆船の帆を使ったバッグや、鹿沼の木工細工でのスマホスタンド、やる気スイッチなど、おもしろい商品が盛りだくさん
3)商品開発について
①栃木県の食材やとちぎのいいものをコラボして、官民の知恵の連携で新たな商品開発をしている
②時節に合った商品のラインナップ
③正面で、旬の商品をアピール
※東京都在住の栃木県人会の皆さんをはじめ、多くの方にとちぎに触れていただける施設です。
とちまるショップ・新設したeat-inコーナー
とちまるショップ前にて
3.東京都防災管理課より説明聴取
1)東京都の防災体制について
①都の危機管理体制
②初動態勢
2)東京くらし防災について
女性視点の防災ブック
①女性の有識者等のプロジェクト
~女性だけで組織された検討会で議論
②防災ブック『東京くらし防災』
~女性の発想を活かした防災の手引書
~日常生活の場面ごとのコンテンツ
~女性・こどもの視点、避難所での生活など、現実の被災生活で役立つ
3)防災ブックの特徴について
読ませる工夫
①マンガ・イラストを親しみやすいキャラクターに
②読みやすい文字
③視覚障害者用に『音声ガイダンス』
~音声コード掲載、コードの位置を示す切込みなど工夫
④英語、中国語、韓国語バージョン
周知方法
①既存の『東京防災』は、舛添知事時代 750万世帯で全戸に配布
~読まれていなかった!
②今回の『東京くらし防災』は、手に取ってもらう形で、銀行や郵便局など日常的に人が集まる場所に100万部を設置
~完配し、80万部増刷!
4)今後の展開
スマートフォンのアプリを活用し、広くユーザーをつなぐ!〜現在、ダウンロードが12万件を超えた!
→都民の防災意識の向上につなげたい!
5)防災人材の育成検討会議
①女性の防災人材育成の必要性
②育成プログラム
・防災ウーマンセミナー(基礎編)
・防災コーディネーター(応用編)
6)地域防災力向上の推進
①防災市民組織リーダー育成研修
②防災学習セミナー
③防災市民組織の認定
7)帰宅困難者対策について
①3日間 職場・学校等で待機
②3日間分の備蓄品を支援
※東京都の防災対策の取組について調査しましたが、本県の防災対策に参考になる点が数多くありました。
さらに、安全安心な栃木づくりを推進して参ります。
東京都議会議事堂前にて
東京都防災管理課から説明聴取
7月19日、学校の防火シャッター安全装置設置の先進事例として、横浜市役所、仲尾台中学校を視察調査。
1.横浜市役所にて防火シャッター安全装置の説明聴取
1)防火シャッター安全装置の必要性
①全国で相次ぐ防火シャッターでの事故
②建築基準法改正により安全装置設置が義務づけられた
2)防火シャッター安全装置の特徴
①既存防火シャッターを加工し取り付ける
②安全装置の取付は容易
③電動式の場合、シャッターのセンサーで作動がストップ
④機械式の場合、挟まってもケガせず抜け出せる
⑤当然、両者とも防火性能は維持
3)安全装置設置の現状と課題
①防火シャッターでの事故が発生した自治体は先行しているが、全国的にはこれから
②横浜市では、国の指導を受け議会等で要望したが、予算の壁で進まなかった。しかし、市内での事故を受け平成28年度には完了した
③メーカーによって電動式と機械式がある
~費用:電動式 約100万円、機械式 約40万円
~設置環境によって両者を使い分けている
4)小・中学校の機械式安全装置設置状況
①栃木県 21件
②群馬県 346件
③茨城県 2000件
④東京都 3500件 栃木県が遅れている!
※本県内の小・中学校、高校の防火シャッター現状を点検し、早急に対策を検討したい。
横浜市で防火シャッター安全装置の説明聴取
横浜市役所前にて
2.現地調査として仲尾台中学校を視察
1)防火シャッターの危害防止装置の設置について
①背景
平成27年12月の山王台小学校で、シャッターに児童が挟まれる事故発生。
この事故を受け、危害防止装置(安全装置)の設置の取組を前倒し。
②市立小学校の防火シャッターの状況
シャッター台数6111に対し、安全装置設置は2081台、4030台が未設置だった。
③安全装置の設置
平成28年度 253校 3200台 完了
平成29年度 67校 830台 完了
→未設置だった4030台 全て設置完了!
④運用について
注意喚起シールと現場操作説明書
教職員等の操作ミスを防ぐ意味からも、シャッター操作時の運用ミスを防止するため、注意喚起シール及び現場操作説明書を作成し全学校に配布・徹底している。
※こどもたちの安全安心な学ぶ環境整備のため、本県の取組を加速させなければならないと改めて決意しました。
仲尾台中学校の防火シャッターの安全装置確認
仲尾台中学校前にて平本校長と
7月14日、さくら市議の要請で、県道48号線の安全対策ため現地調査。
1.氏家3255交差点の安全対策調査
①現状
・県道と交差する市道側は『感知式信号』で、県道優先のため信号の見落としが原因の交通事故が多発。
・交通事故が発生すると、周辺民家に車が突っ込み甚大な被害となる。今年4月には死亡事故も。
・さくら市は、市道に『交差点注意』の道路標示と看板を設置。
②対策案
・交通事故発生時の減災対策
→ガードレールの設置
・交通事故防止対策
→信号システムの改良〜通常の信号機に!
2.上松山小北交差点の安全対策調査
①現状、東西の広域農道は、国道4号線から迂回する車両が多く、夜間は点滅信号となることから交通事故が多い。
②対策案として、点滅信号を、通常の信号システムに改良。
3.箱森新田372周辺歩道の安全対策調査
①現状、かなり危険な歩道
・上松山小、氏家中、さくら清修高校の通学路
・用水路上のグレーチングがガタついている
・歩道の傷みが激しく、側溝ふたの段差あり
・急に狭くなる箇所があり見通しが悪い
②対策案
・通学路の安全を確保するため、歩道の全面改修が必要!
※県警察及び県土整備部と協議し、早急に対策を講じたい。
氏家3255交差点・交通事故多発
感応式信号機 4月に死亡事故発生
上松山小北交差点
夜間点滅信号になり事故多発
箱森新田372周辺の歩道
グレーチングのガタつき
歩道の段差
段差・歩道傷み、更に先は極端に狭くなり危険