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■2015年 政務活動報告
6月8日、砂田街道・屋板町にある「うどん太一」さんには、カーブを曲がりきれず3度ほど車両が衝突されている。
その原因を調査すべく、現地にて聞き取り調査。
[現状]
①速度超過の車両が多い
②S字カーブ
③カーブ区間に道路灯があるが小さい
④カーブ区間の側道に、あろうことか「ゴミステーション」あり
[対策案]
①カーブ注意の道路標識
②カーブ区間の道路灯をLED灯に改善
③ゴミステーションの移設
県及び宇都宮市と協議し、地域の安全安心対策をします。
6月8日、
砂田街道のコスモGS交差点が変形十字路で、南進から右折する際危険との声に現地調査。
現場での観察で、変形交差点の通行の危険性を確認。また、信号待ち車両を追い抜き走行する車両で、自転車や信号待ち歩行者が危険。
[現状]
①砂田街道の変形交差点は、南進から右折が鋭角
②南西角は大きく空いていて、夜間は道路が見づらい
③交差点で右折待ち車両を追い抜く車両が多い
[対策案]
交差点は県道と市道の十字路
①追い抜き防止の為、県道側の側道に「安全ポール」設置
②道路・田んぼ境界明示の為、市道側の側道に「安全ポール」設置
県道路保全課及び、宇都宮市道路保全課と対策を協議します。
6月3日、医療保険者による疾病予防等について、呉市の取り組みを調査。
かつて海軍のまちとして栄えた呉市は、最盛期人口40万人から現在は23万人。高齢化率は全国1位で32%、国保加入者の高齢化率は47%。
正に、呉市の課題は、高齢化に伴う医療費増大を如何に抑えるかであった。
1.呉市の医療環境
市民一人当たり医療費は、425千円。
10万人当たり医療施設は、176施設。
この内、400床以上の病院は3ヶ所、中規模クラスの病院も充実していて、呉市内で医療が完結できる。
2.保険事業
歳入は277億円、歳出が267億円と、事業は黒字。
保険事業では、健康寿命の延伸と国保の健全運営が鍵。
3.健康管理増進システム
データベース化した「レセプト」を基にデータを解析し、医療全般の課題を抽出。これらのデータは、①ジェネリック使用促進 ②保険事業の推進 ③レセプトの縦覧点検 に活かされている。
このシステムにより、保険料の負担軽減や健康増進、医療費の節減に貢献している。
4.健康管理増進システムの費用対効果
①ジェネリック使用促進通知による効果
通知は、2ヶ月に一度3000人に通知。ジェネリック医薬品に切り替える事で削減された保険料は、1億4620万円。通知費の110万円を引いても、1億4510万円の効果。
②レセプト点検
レセプトを紙情報からデジタル化した事で、膨大なレセプトデータをチェック出来る。
レセプトデータは、毎月8万件以上(年間100万件)と膨大。データのデジタル化により、怪しいデータのみを抽出するため、月1万件強のレセプトデータをチェックすれば良く、レセプト内容の向上が図られた。
③重複診療者・頻回受診者リスト、重複服薬歴表者への訪問
レセプトデータ分析により、重複診療・頻回受診・重複服薬の実態が見える化。それらのリストに対し、訪問を通して指導。約2000万円の削減効果を上げた。
④生活習慣病放置者フォロー
本来通院すべき人が、生活習慣病を放置することで腎疾患や透析など重篤化する事がある。
レセプト情報は、これらの発見にも役立つ。
その他、行政が地域の病院・医師との連携し、きめ細かな医療サービスを提供している。
6月2日、公明党栃木県議会会派の視察調査2日目は、山口県教育庁社会教育・文化財課の松本課長、観光振興課の正司課長、農林総合技術センターの弘中部長、及び山口市の定住支援室の山見室長、杉本主幹より、それぞれの取り組みについて、以下の通り調査。
[山口県]
1.やまぐち産業戦略の推進
①世界遺産登録
萩市と共に「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録を支援。
今回の登録推進はシリアルノミネーションと言って、広い範囲に分散する複数の資産を同じ歴史・文化群のまとまりとして関連付け推薦するもの。
山口県萩市の萩反射炉をはじめ5つの産業革命遺産の他、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、静岡県、岩手県の7県と共同で登録推進。
平成27年7月の世界遺産登録決定を目指している。
明治日本の産業革命遺産の特徴は、幕末に西洋から製鉄や造船の技術を導入する際、どのような経緯を辿ったか、日本の風土や文化、風習にどのように溶け込んだか等が見られる点。
②観光振興〜宿泊客500万人を目指して
県内の観光客呼び込みは、大河ドラマ「花燃ゆ」等の好影響で堅調に推移。しかし、今の内にポストイベントを仕込む必要がある。
山口県の観光行政の課題は、宿泊客である。
目標:昨年実績438万人→500万人
現状:①県の魅力発信力が弱い
②宿泊・滞在を促す観光資源やルート形成が不十分
③交通アクセスが弱い
取組:観光資源のブラッシュアップや、おもてなしの充実を図り、観光客の満足度を上げる。
国内(東京・大阪)、海外に向けた、知事のトップセールス強化。
観光振興条例の制定で、官民一体の取り組みを醸成。
二次交通アクセスの充実。
更に、広域観光連合として、薩長土肥の4県を周遊する企画は、興味深い。周囲を海に囲われた4県の地の利を活かし、クルーズ旅行の企画もできる。
2.ICTを活用した酒米栽培システムの取り組みについて
日本酒の輸出が好調で、年々輸出量が増大。しかし、輸出する日本酒のは高級酒となるため、酒米の品質と生産性が鍵となっていた。
その為、酒米の生育状況を正確に把握し、栽培に活かす事が求められてきた。
そこで、より良い酒米づくりの為、ICTを活用した酒米栽培システムを開発。ICTにより、生育状況の見える化に成功。また、デンプン特性と酒造適性の相関関係を突き止めた。
更に、圃場の土壌分析データから土壌に合わせた栽培を展開、圃場にセンサーを設置し気温・水温、さらには炭水化物含有量まで計測。
酒米生産管理を徹底することで、10a当たり6俵の生産を7俵に効率アップ。
ICTの農業生産管理は、全国展開でき、集落営農法人の収益向上や、農商工連携による地域活性化にもその効果が期待できる。
[山口市]
3.定住支援の取り組みについて
地方創生の先駆的事例として、山口市の定住支援がある。
方針:
まち〜広域県央 中核都市づくり
ひと〜新規学卒者の就職サポート
しごと〜企業誘致、起業支援、観光・農林漁業の振興
これらを通し、特に中山間地域2地区の定住支援を実施。
取組:
①空き家バンクの設立
空き家バンクの登録実績は100件で、利用登録者は557件。空き家バンクの成約は55世帯128名で、現在の空き家在庫は26件。
②定住サポーター設置
全国的に移住促進の取り組みは行われているが、定住については難しい。要因は、地域によって課題がバラバラだからだ。
そこで山口市は、定住サポーターを地域の有志に任せ、市がサポーターを支援している。
サポーターは、一地域に15〜20名。移住希望者を空き家に案内したり、地域情報を教えるのが仕事。
③定住コンシェルジュの設置
定住コンシェルジュは、2地域で2名。
コンシェルジュの役割は、定住サポーターの相談、移住者とのコミュニケーション、移住・定住ノウハウの伝承。定住サポーターや移住者との意見交換や、定住促進フェアの開催、移住者同士の交流促進など。
この取り組みが、空き家バンクの実績に反映している。
④山口市お試し暮らしツアー事業
8月の夏休みの期間に、子育て世代を対象に3家族の規模で実施。
学校、住居、仕事などの生活に不可欠な情報提供や、山口市の魅力・強みなどを知ってもらう。
以上の調査を通し、各担当者の熱意を強く実感しました。
ご協力頂きました皆様に、感謝申し上げます。
6月1日、公明党栃木県議会議員会の県外視察調査で、山口県萩市を訪問。
萩市役所の歴史まちづくり部 世界遺産登録推進課の阿武課長より、萩市が取り組んでいる「世界遺産登録に向けた取り組み」について説明聴取。
1.世界遺産登録
世界遺産登録審議会は、日本を含む21ヶ国。全会一致が原則だが、反対国がある場合は選挙となり三分のニの賛成が必要。
萩市は、「明治日本の産業革命遺産」として、岩手県の橋野鉄鉱山や福岡県の八幡製鉄所らと共に、「萩反射炉」「恵美須ヶ鼻造船所跡」「大板山たたら製鉄遺跡」を産業革命遺産のシリアルノミネーションとして、平成27年度の世界文化遺産登録を目指している。
2.萩市独自な動き
萩市は、萩反射炉・恵美須ヶ鼻造船所跡・大板山たたら製鉄遺跡に見られる、西洋技術習得を推進し造船技術など明治日本の産業革命をリードした「松下村塾」、更にはそれらを含む「 萩城下町」全体を世界遺産として登録を推進している。
また、世界遺産登録に向け、市民の意識啓発のための取り組みに「市民会議」を立ち上げ、官民協働の運動を展開。世界遺産登録を推進する市民意識の啓発と共に、地域愛の醸成や地域活性化に繋がっているとの事。
3.課題
世界遺産登録後の、社会資本整備が課題。栃木県でも、日光世界遺産で同様な課題を抱えている。
道路、鉄道など交通アクセス向上や、観光客の滞在(宿泊等)施設、駐車場整備など、課題は大きい。
しかし、課題以上に、世界遺産登録での地域の成長発展に期待は膨らむ。世界遺産登録に寄せる市民の熱気が伝わる視察でした。