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■2015年 政務活動報告
2015年9月25日  鹿沼市大雨被害調査⑦

9月25日、鹿沼市下武子町の西武子川氾濫で、敷地がえぐられ倒壊した現地を調査。
被災者から、当時の状況を聴取。
[ヒヤリング]
今から60年以上前の昭和22年9月、西武子川が氾濫し床上約1mの浸水被害があった。
今回(9/9)は、河川の異常な増水を早くから察知、西側(河川沿い)の生垣が流された事から、家族全員が避難。
難を逃れたが、敷地内の約半分が大きくえぐられ家屋は倒壊。修復には、時間と多額の費用がかかる。
現在、修復して住み続けるか、解体して移り住むか、悩んでいる。
[対応]
①被災状況を申請し、家屋の全壊認定を取る
②固定資産税の減免措置を受ける
③家屋の修復或いは解体工事の費用を算定し、今後の判断材料とする
[行政支援]
①河川護岸修復工事スケジュールを提示
②堤防及び敷地崩壊の修復
③生活再建支援

県土整備部と協議し、対策を検討します。

2015年9月23日  日光市大雨被害調査

9月23日、赤堀川沿いの日光市上猪倉で床上浸水、住民(観光業経営者)から現状をヒヤリング。
約60年暮らしていて、今回の氾濫は初めて。
浸水は約1mで、被害は家財道具の他、バス・農耕車・自家用車など多数。
赤堀川は、上流の森友工業団地や振興住宅地等の造成で、雨水等の流入が増大。
河川形状は、上流から下流にかけて蛇行しており、カーブの淵に土砂等が堆積。
護岸未整備箇所もあり、溢水の箇所も多数。
※溢水箇所の河川護岸の整備工事や、氾濫箇所の護岸の嵩上げ工事の必要あり。

2015年9月23日  鹿沼市大雨被害調査⑥

9月23日、長畑川氾濫による、川沿いの稲作農地被害の現状を調査。
今回の豪雨による増水で、長畑川周辺が広範囲に浸水。
川沿いの稲作農地に流石土が流入し、工作不能に。
地元住民や農地所有者から、『流石土の撤去』及び『護岸の嵩上げ』の要望を受けた。

2015年9月23日  鹿沼市大雨被害調査⑤

9月23日、鹿沼市板荷の長畑川の氾濫及び、流石土堆積の被害状況を現地調査。
幸い本エリアは、本年春に川さらいが完了していた為、流石土堆積がこれ迄の5倍以上になったにも関わらず床下浸水で済んだ。
『川さらい』が如何に効果的かを実感。
[現状]
①上流からの流石土が、敷地面まで堆積→約1.5m
〜今後、大雨があれば必ず浸水の危険!
②護岸が低く、増水で即溢水
[対策案]
①川さらい〜日光市側の上流部から施工する必要あり
②護岸の嵩上げ〜約50cm

県河川課と対策を協議し、日光・鹿沼の土木事務所との連携等を検討します。

2015年9月19日  日光市内の観光被害調査

9月19日、台風18号の豪雨災害は、観光にも影響。県道黒部西川線の崩落で、湯西川温泉へのルートが寸断された。
現在は、日光霧降・土呂部経由で山路を越えるルートがお勧め。秋の紅葉を楽しめる。
9月25日には、崩落した黒部西川線の迂回路が開通するので、湯西川温泉への観光がお勧め。
[ヒヤリング]
秋の観光シーズン前の災害だったが、旅館組合の皆様や温泉街の皆様の団結の行動で、人的被害は無く観光客も安全に帰すことが出来た。
マイクロバスやワゴン車、更には自家用車まで出して、宿泊客の有る無しに関係無く、旅館総出で対応した。
発災当初は、行政も被害状況を把握出来ないため、現地の自助に頼るしかない。
こうしたお客様への献身的な真心の対応こそが、おもてなしの究極だと実感。

[今後の対応]
道路等のインフラ復旧を急ぎ、観光地への支援を強化して行きたい。