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■2019年 政務活動報告
10月24日、屋板町内の台風被害状況を現地調査しました。
[被災箇所]
①赤沢川・屋板町字赤沢576及び593等の田んぼ6面
②田川東支流沿・屋板町1049番の民家
[被災状況]
①赤沢川氾濫による、田んぼ及び土手の崩壊
②田川東支流氾濫による、護岸崩壊
[ヒヤリング]
①田んぼ土手及び田んぼの土流失で、耕作ができる状況でない。来春までに、復旧を間に合わせて欲しい。
②自宅敷地内の小屋の一部が流失。河川の護岸が崩壊し敷地が崩落。増水が心配。
[対応・対策]
宇都宮市河川課と現状を共有し協議、優先順位を上げて、対応策を検討します。
屋板町内の被災現場周辺図
赤沢川に隣接の農地被害
土手が流失
田んぼの土が流失
田川の東支流・擁壁崩落
民家脇の護岸崩壊
10月20日、台風19号の被災から1週間、二次災害が懸念される宇都宮市内の被災地を現地調査。
1.宇都宮市下荒針町
~民家裏地の土留め擁壁崩壊の現場
昨日の雨で、更に地盤が緩む事が懸念される。
→︎宇都宮市河川課の対応
・上段の敷地(ソーラー発電)からの雨水の流れを、土嚢袋で食い止める。
・雨水排水の流れを道路側に誘導する。
2.宇都宮市大谷町
~姿川氾濫での護岸崩壊の現場
大量の流水で護岸が削られ、護岸の2/3が流失。上段の大谷石が崩落すると、隣接する建物が倒壊する事が懸念される。
→︎栃木県河川課に情報を繋ぎ、護岸補強工事を優先して進めるよう指示します。
3.宇都宮市屋板町
~田川・屋板運動公園交差点西の橋梁付近の護岸が大きく削られ、今後の増水で破堤が懸念される。
→︎栃木県河川課に情報を繋ぎ、護岸補強工事を優先して進めるよう指示します。
この他にも、県内各所で、二次災害が心配される箇所が多数あります。
今後の雨に十分注意を払うと共に、危険箇所に近づかないよう、行政に注意喚起を徹底するよう求めてまいります。
下荒針町民家裏の土砂崩れ
崩落現場
大谷町・姿川
護岸崩壊・上部の大谷石崩落寸前
屋板町・田川上流
護岸崩落
10月17日、下荒針町の民家を直撃した土砂崩れの現地調査を行いました。
[現状]
①民家と隣接のソーラー発電所の高低差 約5m
②土留めとして大谷石組の擁壁の一部が崩壊
③境界から建物まで2mの敷地に崩落
※土留めの大谷石塀は、50年以上何事もなかった。
→︎給湯器等の屋外設備は破損したが、幸い、けが人はなく、建物へのダメージもなかった。
[被災の原因]
①ソーラー発電所敷地は防草シートで覆われ、雨水側溝は未整備
~雨水は浸透せず流水経路がないため、低地に自然流入し土留め崩壊を引き起こした。
②土留め擁壁強度の低下、及び勾配不足
[対応]
①現地調査後、市議を交えて宇都宮市河川課の職員と打合せ
②再度、職員と共に現地を確認し協議
③宇都宮市として、「二次災害防止」対策を検討
④生活上の安全確保
公明党のネットワークの力を結集し、被災者に寄り添う対応を進めてまいります。
崩落現場上段のソーラー発電
防草シートで浸透せず雨水が隣地に流入
裏山崩落
土留め大谷石崩壊
地表むき出し
二次災害の危険あり
盛り上がった擁壁
雨水は防草シートでしみ込まない
排水路なし
10月16日、日光市足尾町・猪倉町、鹿沼市粟野町周辺の被災地を現地調査しました。
1.日光市足尾町の被災状況
①土砂流出
②野路又地域・神子内川の護岸えぐれ
→︎日光土木事務所が対応!
2.日光市猪倉町の被災状況
・赤堀川の護岸崩壊
→︎日光土木事務所に対応を要請!
3.鹿沼市下粕尾の被災状況
・粕尾小学校北の山林崩落
~県管理の森林、山林の崩落は小学校の体育館と民家を直撃!
→︎鹿沼土木事務所に対応を要請!
足尾町での調査
神子内川の護岸えぐれ
赤堀川の護岸崩壊
鹿沼市下粕尾の山林崩落
民家に直撃した流木
河川氾濫で橋梁崩落
10月15日、姿川氾濫での宇都宮市大谷町地域の被害状況調査を行いました。
大谷資料館への通りが寸断され、住家被害が軒並み続き人海戦術での復旧は先が見通せない状況。
流入ゴミ、流水でダメになった家財や資材などの災害ゴミが山積みの状態で、行政の対応が待たれる。
大谷町は、高速道路大谷パーキング・スマートインター整備が決定し、道路整備やレストランなど、観光スポットとしてインフラ整備を進めているエリアです。
災害からの復旧・復興を、官民力を合わせて成し遂げて行きたい。
被災した大谷地域内の建築会社事務所
駐車場一角が陥没
舗装が破壊されたメイン道路
流されてきた瓦礫
現在の姿川