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■2013年 政務活動報告
2013年5月18日  第51回栃木県植樹祭

5月18日、栃木県植樹祭の式典が野木町で開催。

主催者の県知事、野木町町長などの挨拶の後、緑化功労者表彰。
長年、本県の環境保護に尽力された四名に、県知事及び『とちぎ環境・みどり推進機構』より顕彰。

来賓祝辞、緑の少年団活動発表、野木中学校吹奏楽部のアトラクションと続いた。

記念植樹は、数種類の桜を植樹。

晴天の下、環境を考える素晴らしい一日となりました。

来年の植樹祭は、上三川町が主催自治体となる。

    

    

    

2013年4月27日  日産・上蒲生交差点現地調査

4月27日、日産自動車栃木工場正門前、上三川上蒲生交差点を視察調査。

地元の皆様の声により、上三川町議の宮崎議員と現地調査。

【周辺状況】
交差点付近は、日産自動車栃木工場を中心に、トラックターミナルや倉庫と言った、物流施設が充実。
国道新4号線の降り口もあり、交通量はとても多い。

【現状】
上三川街道は、日産自動車の工場への出入りの大型トラックが多い。
この県道を南下し、上蒲生交差点に入ると、左手前方に信号機が有るが、前にトラックがいると信号が視界に入らず、交差点内で立ち往生。
安全対策が必要と判断。

【考えられる対策】
①交通規制
②予備信号機の設置
この2つの方法が考えられるが、②の予備信号機設置が有効だと思われる。
予備信号機を向かって右側(現在、歩行者用信号機が設置)に設置すれば、大型トラックが前方に停車しても、信号を確認出来るようになる。

県警と協議し、適切な対応をしたい。

    

    

    

2013年4月24日  県外視察

4月24日、宮城県の外国人旅行客誘客への取り組みについて、調査及び意見交換。

宮城県では、震災・原発事故以来、風評被害による外国人旅行客が激減。
震災前と比較すると、外国人旅行客は半減。
中国は外交(領土)問題で冷え込んだものの回復傾向に、依然韓国は25%と低調。
このような背景から、無料のWi-Fiサービス導入を実施。

『Free,Wi-Fi』サービスについて
NTT東日本との覚え書き締結は、県観光連盟を主に行い、Wi-Fiカード配布は観光連盟加入先から受ける。
カード配布対象は、外国人旅行客で短期間滞在者となっており、パスポートの日付で確認する。
カードの無料期間は、2週間でカード回収はしない。
導入段階から、比較的容易に普及する工夫をしている。

海外の旅行エージェントは、『Wi-Fiはつながるのか?』『無料Wi-Fiのサービスはあるか?』と必ず確認する。

宮城県での導入は、先月3月から。3週間足らずで268枚のWi-Fiカードを配布。
カードを受け取った外国人旅行客の反応は、大好評で歓声と拍手が起こることも・・・

現在、Wi-Fiでの情報提供は、英語、中国語など4言語だが、今後は東南アジアを網羅するよう準備している。

課題は、インバンド用のホームページの充実。

2013年4月23日  県外視察

4月23日、山形市商工観光部の担当者から、地産地消や観光資源の活用について説明聴取。

山形市をまるごと売り込む装置、『山形まるごと館−紅の蔵』の取り組みを中心に調査。
山形市は、戦災や大規模な自然災害等に見舞われなかった事から、江戸時代からの歴史的建造物が多く残っている。
これらを活用し、市内全体に回遊性を持たせ観光資源にしている。

『山形まるごと館』は、地元食材を使った洋食レストランや、蕎麦どころ山形の蕎麦屋、地酒の紹介に、お土産品、産直農産物等、江戸時代の豪商『長谷川家』から、蔵屋敷を市が借り受けまるごと館を振興公社と運営。
売れ筋は産直で、採れたて野菜が大人気。市内のド真ん中に有ることで、高齢化が進み、買い物先が郊外型になる中、朝から行列ができる大繁盛。

月1回の運営会議を、市、振興公社、事業者の三者で開催。
改善点や、イベント等の打ち合わせを行っている。

PRは、まるごと館のコーディネーターが、観光客や来館者に山形の歴史文化から、物産館の説明、イベント案内など、来館した人がつい買い物したくなる接客術が心地いい。

紅花を育てるイベント『紅ばなそだて隊』や、季節ごと企画する『長谷川家所蔵のお宝展示』など、盛り沢山。

この他にも、『山形学び館』『街なか情報館』など、連携する施設(装置)があり、大変おもしろい。

栃木県の観光資源の活用に、参考にしたい。

    

    

    

    

    

2013年4月22日  県外視察

4月22日、秋田市教育委員会に、『学力向上の取り組みについて』『いじめ対策について』視察調査。

秋田県は全国的にも、高齢化、少子化の進んでいる自治体で、特に児童教育には熱心に取り組んでこられた。

①学力向上の取り組みについて
秋田市では、独自の学力調査を行い、その結果を領域別にまとめ、学力向上・生徒指導、教員指導に活用し、学校間の格差是正を行っている。
また、授業参観等を通し、教員の学級指導の向上に取り組んでいる。
地元の秋田大学の学生による、放課後授業は興味深い。
小学生たちは、年の近いお兄さん、お姉さんに教わる事で、授業を通して勉強の楽しさや教科への興味をもつようになった。
更に、ボランティアで参加している大学生は、教育実習以外の教育実践場が得られ、地元での教員採用試験に意欲的。

②いじめ対策について
体制面では、『未然防止』『早期発見』『即対応』の観点から、情報の共有化、連携組織体、協議会議体の整備を行っている。
いじめは、学校だけの問題ではなく、家庭や地域との連携が大事。
その為、保護者や地域との信頼関係構築が課題となっている。
同時に、『いじめは絶対許さない』を前提に、道徳教育に力を入れている。
①『徳育』②『知育』③『体育』の優先順位を教育現場に浸透している。

また、学校や教育について、教員への苦言・クレームの窓口を教育委員会内に設置し、市民・保護者からの意見を受けている。

時代や社会的ニーズは、近年大きく変化している。
学校や教育の現場の旧態依然の運営に、保護者のニーズに応えられない歪みの要因が有るように思えてならない。

秋田市の教育行政の取り組みを参考に、栃木県の教育行政の発展に役立てたい。