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■2013年 政務活動報告
4月10日、板戸町に『板戸河岸』の史跡を調査。
板戸町自治会長から、古文書、古地図等の資料を通し説明聴取。
板戸河岸は、江戸時代に鬼怒川を使った水運の要衝だった。
遠くは、会津藩の米等を江戸に運んだ記録も・・・
鬼怒川左岸には、多くの河岸が栄え、その中で『板戸河岸』が総元締めの役割を担っていた。
当時は、船主、船頭をはじめ、積み荷の荷卸のための商いや人々で賑わっていた。
現地に立ち、古地図と照らし合わせてみると、古(いにしえ)の風景と息づかいが伝わってくる。
本県の事業『古(いにしえ)の回廊』に、板戸河岸を盛り込み、本県の歴史と文化を留めていきたい。
4月5日、宇都宮市長に『ピロリ菌検診』の胃がん対策の有効性と、必要性を訴える要望書を提出。
胃がんとピロリ菌の因果関係が解明され、ピロリ菌の除菌により胃がんは撲滅出来る事が分かった。
公明党は、予防医療に力を入れ、『子宮径がん予防ワクチン接種』の定期接種化を実現。
胃がん対策についても、今年2月からピロリ菌除菌を慢性胃炎まで保健適用を拡大した。
これは、慢性胃炎の治療としての除菌の公費助成で、予防の観点からのものではない。
そこで今回は、早期発見の為の『検診』に“ピロリ菌検診”~ABCリスク判定検査の制度化を求める要望書とした。
ピロリ菌保菌率は、40代以降(特に男性)成人の半数と言われ、保菌者は全国で3500万人いる。
死亡原因のトップは『がん』で、胃がんは肺ガンに次いで第二位。
ピロリ菌検診の予算は負担増だが、胃がん治療等の医療費が大幅に削減出来る。
そして何より、健康長寿が実現出来る。
市長は、前向きに検討すると言われ、要望の趣旨に賛同された。
4月4日、日光市藤原で酪農を営む酪農家を訪ね、放射能汚染被害の実態を調査。
①牧草の汚染被害に対する東電の賠償補償対応について
②輸入飼料費用の補償対応について
③汚染牧草処分費用の補償対応について
以上、三点について状況を確認。
東京電力の問題は当然だが、酪農組合の対応にも課題が残る事が判明。
県農政部(畜産振興課)を通じ、『酪農家→酪農組合→全国中央会→東電』の流れをチェック。
行政の潤滑油的役割をフルに発揮させ、酪農の現場を守れる体制を作りたい。
組合も、行政も、現場第一主義を貫け!
3月26日、上三川町の磯川(ビオトープ)と城址公園に、『ほたるの会』が愛情込めて育てたほたるの幼虫約1300匹を放流。
上三川町の職員や地元の中学校も参加し、賑やかに開催。
4月末頃から、ほたるの幼虫は上陸しさなぎとなる。
5月末から6月には、ホタルが成虫となって、淡い蛍の光を放ちながら飛び出す。
ほたるの会の皆さんは、放流の瞬間から『ほたる観賞会』が楽しみ。
手離れした子供が、立派に成長する姿を待ちわびているように・・・
3月17日、白沢町(旧奥州街道)ふるさと田園通り交差点周辺の安全対策を、地元自治会の皆様から要望。
1.通学路の安全確保を要望。
速度規制、駐停車禁止や追越し禁止等、歩行者の安全確保対策が必要。
2.広域農道との交差点は、事故多発区域。
自治会の皆様からは、『地元は事故多発に悩まされているので、注意していても、相手が猛スピードで来るので事故に巻き込まれてしまう。』との事。
広域農道側に、強烈な注意喚起対策が必要。
また、角度によっては、点滅信号機が見えない場所がある。安全対策が必要。
3.裏通りの通行対策の要望。
幅が狭く水路が側道にあるため、農耕車両等のすれ違いが出来ない。
水路に蓋をかけ、何ヶ所か待避場を作れば問題は解決。
行政と協議し、対策したい。