4月10日、板戸町に『板戸河岸』の史跡を調査。
板戸町自治会長から、古文書、古地図等の資料を通し説明聴取。
板戸河岸は、江戸時代に鬼怒川を使った水運の要衝だった。
遠くは、会津藩の米等を江戸に運んだ記録も・・・
鬼怒川左岸には、多くの河岸が栄え、その中で『板戸河岸』が総元締めの役割を担っていた。
当時は、船主、船頭をはじめ、積み荷の荷卸のための商いや人々で賑わっていた。
現地に立ち、古地図と照らし合わせてみると、古(いにしえ)の風景と息づかいが伝わってくる。
本県の事業『古(いにしえ)の回廊』に、板戸河岸を盛り込み、本県の歴史と文化を留めていきたい。