4月5日、宇都宮市長に『ピロリ菌検診』の胃がん対策の有効性と、必要性を訴える要望書を提出。
胃がんとピロリ菌の因果関係が解明され、ピロリ菌の除菌により胃がんは撲滅出来る事が分かった。
公明党は、予防医療に力を入れ、『子宮径がん予防ワクチン接種』の定期接種化を実現。
胃がん対策についても、今年2月からピロリ菌除菌を慢性胃炎まで保健適用を拡大した。
これは、慢性胃炎の治療としての除菌の公費助成で、予防の観点からのものではない。
そこで今回は、早期発見の為の『検診』に“ピロリ菌検診”~ABCリスク判定検査の制度化を求める要望書とした。
ピロリ菌保菌率は、40代以降(特に男性)成人の半数と言われ、保菌者は全国で3500万人いる。
死亡原因のトップは『がん』で、胃がんは肺ガンに次いで第二位。
ピロリ菌検診の予算は負担増だが、胃がん治療等の医療費が大幅に削減出来る。
そして何より、健康長寿が実現出来る。
市長は、前向きに検討すると言われ、要望の趣旨に賛同された。