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■2013年 政務活動報告
7月1日、県土整備委員会の県内調査で、矢板土木管内(矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町)の整備要望を聴取し現地調査。
①矢板市:矢板那須線1260mの道路整備
~泉小学校・泉中学校の学区で、歩道が無く危険。
②さくら市:大田原氏家線、桜野地内2000mの道路整備
~R293の混雑解消と、氏家アンダー冠水危険ポイント迂回の為、円滑な交通を確保。
③塩谷町:宇都宮船生高徳線、観音橋1800mの橋梁架け替え及び道路整備
~観音橋は、幅4mで相互交通が出来ない。退避所で対応のため、交通渋滞を起こしている。
④高根沢町:宇都宮高根沢バイパス(R408)1900mの道路整備
~R408バイパスは、県の『スカイコリドール』計画(空の道)。優先区画600mは、3年内に開通見込み。
県内には、防災減災の為のインフラ整備箇所が多く存在。
道路・橋等の耐震補強や長寿命化工事は、これから本格的に開始される。
6月25日・27日、県土整備委員会の県内調査で、真岡土木管内(25日:真岡市、益子町、茂木町、市貝町)。鹿沼土木・日光土木管内(27日:鹿沼市、日光市)で、現地調査及び市町関係者から要望説明聴取、意見交換を実施。
今回の調査は、交通や災害の安全対策、生活上の利便性や渋滞緩和策、高齢化に伴うバリアフリー化の要望箇所。
市長、町長からの要望説明の後、県土整備部道路整備課からの実施計画の説明。
これらを受け、委員及び地元議員が質疑、意見交換。
安全対策として、トンネル計画やバイパス計画があり、特に用地取得には住民理解と地権者の協力を得られるよう、行政の丁寧な対応を要望。
歩道整備や杉並木保全対策は、できるだけ早期に実現を!!
6月21日、4月中旬から5月にかけて、低温・降霜等の被害に遭ったキューイ農家を訪問。
【聞き取り内容】
①被害状況
全滅~生産面積2.5ヘクタール。
被害総額は、37.5トン、562万5千円に上る。
②行政対応
被災農家から、宇都宮市に相談。一週間後、キューイは対象外と言われ、それを不服として現地調査を要請。6月14日担当職員三名が、現地調査し被害状況を確認。
③市・県行政確認
市:補正予算で低温被害品目を『梨』に限定。県とのやり取りもかみ合っていない様子。
県:被害状況は、時間経過で拡大するもの。市から『追加品目』が上がれば、県は支援対応する。ただ、市に予算負担が伴う事から、県から市に対し『こうしなさい』等の指示は出せない。
つまり、市が品目を梨に加え『キューイ』を追加すれば、キューイ農家は助かる事になる。
説明聴取の後、現地調査。
本来なら、枝に数え切れない実が成っている時期。低温被害で、実は数えるほど。しかも、殆ど生育不全。
実が成らないため、枝や弦(つる)が伸び放題。
梨は、農薬で枝の生育を調整できるが、キューイは全て手作業。
行政支援の内容は、農薬等の費用相当分の『人件費』など、対応が必要。
今後、市議と連携し、行政サービス向上にむけ取り組む。
6月15日、新4号国道6車線化、国道4号4車線化整備完了を祝う式典が、しもつけ道の駅で開催。
新4号国道、国道4号の車線拡幅は、40年余の歳月を要した。
本県の動脈となる本線は、生活・経済を支える重要なインフラ。
最南端の野木町から北は矢板インターまでの完成だが、更に北上し本県を縦断する大動脈に発展する事に期待。
5月20日、芳賀町の梨農家の被害状況を現地調査。
今年は気候異常で、5月に入って零度を下回る日があり、霜(しも)、雹(ひょう)の害も重なり、霜と雹、低温の被害を受け多大な被害が発生した。
芳賀町の梨農家の被害総額は、推計で約8億円。
共済保険加入者は、四割程度で、この被害は大打撃。
一昨年の東日本大震災で被災し、ようやく家の補修ができホッとした矢先に、今度は梨畑が被災。
地元の皆様の悲痛な声を頂きました。
5月17日、被害状況と対応策について、知事に直接要望した。