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2013年6月21日  板戸町低温被害現地調査

6月21日、4月中旬から5月にかけて、低温・降霜等の被害に遭ったキューイ農家を訪問。

【聞き取り内容】
①被害状況
  全滅~生産面積2.5ヘクタール。
  被害総額は、37.5トン、562万5千円に上る。

②行政対応
  被災農家から、宇都宮市に相談。一週間後、キューイは対象外と言われ、それを不服として現地調査を要請。6月14日担当職員三名が、現地調査し被害状況を確認。

③市・県行政確認
  市:補正予算で低温被害品目を『梨』に限定。県とのやり取りもかみ合っていない様子。
  県:被害状況は、時間経過で拡大するもの。市から『追加品目』が上がれば、県は支援対応する。ただ、市に予算負担が伴う事から、県から市に対し『こうしなさい』等の指示は出せない。

  つまり、市が品目を梨に加え『キューイ』を追加すれば、キューイ農家は助かる事になる。

説明聴取の後、現地調査。
本来なら、枝に数え切れない実が成っている時期。低温被害で、実は数えるほど。しかも、殆ど生育不全。

実が成らないため、枝や弦(つる)が伸び放題。
梨は、農薬で枝の生育を調整できるが、キューイは全て手作業。
行政支援の内容は、農薬等の費用相当分の『人件費』など、対応が必要。

今後、市議と連携し、行政サービス向上にむけ取り組む。

    

    

    

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