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■2013年 政務活動報告
11月24日、国道123号線鬼怒大橋東交差点は、事故多発区域。
これまで、地元から事故対策を要望され、検討の末『追突注意』の標識を設置。
しかし、サイズが小さく、地元からは‘注意喚起の効果がない’との評価。
現に、事故は無くなっていない。
~抜本的な対策を要望したい!!
東に向かって鬼怒大橋を渡ると、交差点には下り坂になるので・・・
対策① 予告信号機
信号の変わり目に衝突するケースが多い為・・・
対策② 全赤信号の時間を2秒→延長
交通事故対策を、県警担当者と検討したい。
11月17日、横川中央小学校の児童の三分の一近くは、インターパーク地域から登校している。
来年度の新一年生は、約40名。登下校には、宇都宮環状線(宮環・約25m)を横断しなければならない。
小学一年生の足では、渡り切れない。との地元安全ボランティアの声に、現地調査。
[現状]
①歩行者用信号の『青の時間』・・・20秒
~集団登下校では、時間が短く渡り切れない。
[対策案]
①現状の歩行者用信号「青」の時間20秒を、30〜35秒に延長
②将来的に「歩道橋」を設置
横川中央小学校通学路の安全対策として、押しボタン式信号機が設置できた。
児童安全を守るボランティアの地元住民より、安全対策の要望を受け、県警と現地調査を進めた。
宇都宮市との絡みも有り、地元の菊地市議と連携。
今回、『押しボタン式信号機』の設置と、『横断歩道』のリニューアルが完了。
登下校時の子ども達の安全確保ができた。と地元から感謝の声。
11月16日、鹿沼市内の通学路危険区域2カ所を現地調査。
1.県道121号線晃望台交差点、シダックス西の押しボタン式信号の交差点
通学時間帯は、鹿沼駅西通り晃望台交差点の通勤ラッシュを避けようと、この押しボタン信号の交差点に集中。
7時−9時の交通規制はあるが、県道121号線に出る車と歩道を走る中学生の自転車の接触の危険が・・・
現地調査により、4つの課題が浮上。課題解決のため、以下の対策を交通行政と協議。
対策① 停止線及び道路表示『止まれ』を改修
対策② 交差点手前の道路標識の見直し
対策③ カープミラー死角対策
対策④ 交差点付近の歩道カラーリング
2.鹿沼環状線新上殿橋東交差点
鹿沼環状線には、自転車専用レーンがあるが、進行方向に歩行者用信号機がない。
現状、交差点は全て右折信号が付いていて、環状線を横断する方向のみ『歩行者用信号機』が設置されている。
歩行者、自転車の安全確保の為にも、右折信号が点灯する前に歩行者・自転車を停止させる対策が不可欠。
対策) 歩行者用信号機の設置
県警と検討したい。
11月5日、景観講演会『まちの見方・楽しみ方−栃木県内を中心に』と題して、東京大学先端科学技術研究センター・西村幸夫所長(教授)の講演が県庁内で開催。
一般的な『景観工学』の講義でなく、どのようにしたら街を楽しむ見方が出来るか?!と言う角度の講演。
かつての都市計画は、都市を近代化する事が主で、“今ある物を残す”と言う価値観は無かった。
今日の傾向として、若い世代からも“古い物を大切に”する変化がある事を歓迎。
講演の中で、宇都宮ほど良くできたまちは無い。と繰り返した。
理由は、物語性。具体的には、江戸時代から変わらない軸(道路・城址など)をベースにしながら新しい都市計画を発展させて来た事。奥州街道と言う江戸時代の目抜き通りを軸に、県庁−市役所、二荒山−城址公園を配置。釜川を二重構造にして洪水氾濫を防ぎ、同時に水辺で遊べる環境を演出。
これらの配置を基本に、駅、駅前通り、図書館・警察・裁判所など公共施設が計画的に整備されている。
日本中探しても、県都宇都宮の都市づくりは素晴らしいと言う。
この他、足利市、水戸市、浦和市の都市づくりの歴史と比較しながら、宇都宮が如何に物語性に富んでいる都市かを強調。
さらに、今後の都市計画、再開発計画の際には、歴史・文化と言ったソフトと、過去の都市計画の名残を継承し都市を計画するハードの両面を活かす事が必要と結論した。