7月5日、愛知県大府市のJAあぐりタウンげんきの郷を、視察調査。
年間200万人の来場者。売上20億円、地元産を80%扱う同社は、品揃えに自信。
『売れるものを作る』を社の方針に。
500人の農家と取引し、毎朝出荷検査を厳しく実施。中途半端なものは、置かせない。その代わり、値段は、生産者に好きに値段を付けさせる。そして、売れる売れないは、自己責任。
持ち込んで来た品物が検査で不合格が続くと、イエローカード。更に続くとレッドカード。更には、出荷停止や除名処分も・・・
厳しい経営者だが、この品質への拘りが、最終的に農家を守っている。
生産者が、一人社長の意識と責任感で取り組んで来たことが、発展に繋がっている。
また、生産は遊び心を持って!をモットーに、農家の皆さんに接している。
例えば、ジャガイモを22品種栽培してみるとか、トマトも変わり種を見つけて栽培し、店に並べるなど、冒険している。
それが意外に、お客様にうけたりする。
生産者もプロ意識を持ち、げんきの郷の運営もプロ意識で臨む。
農家が儲かって、初めてげんきの郷が儲かる。このウィンウィンの関係が、成功のポイント。