7月5日、愛知県陶磁資料館を視察。
館長はじめ、担当者から説明聴取。
資料館には、常滑焼、瀬戸染付焼など、常設展示をはじめ、特別展『初期伊万里・柿右衛門・鍋島』等企画。
規模は、約9万坪の敷地に、本館に増設された展示館を加え約7千坪と、充実の施設。
陶器の歴史、文化財を含む文化的価値の高い陶器や、近代の実用的なもの。
更に、瀬戸の特徴でもある繊細な表現のノベルティ。
また、子供の体験コーナーや陶器で遊ぶ『陶器玩具』など、来場数拡大に向け様々な取り組みを工夫。
送電線に使われる『ガイシ』の日本ガイシや洋食器のノリタケ、衛生陶器のINAXも、陶器生産の盛んなこの地域から発祥。
愛知県の土地と地理的条件が、陶器関連・自動車等ものづくり産業を生んだ。
栃木の益子焼き振興に、参考にしたい。