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2014年2月19日  大降雪被害現地調査⑦

2月19日、上三川町の花卉園芸農家の降雪被害状況を調査。
生産しているのはシンビジウムで、出荷を前にしての被災だ。
倒壊した農業施設は、出荷株用ハウス2棟  200坪、養成苗用ハウス5棟(連棟)600坪。
被害額は、約3500万円。
2月14日から降り続いた雪が、15日明け方にピークとなり30cm程の降雪に雨が加わり重雪となった事が、倒壊の原因ではないかと。

行政支援として、①農業施設撤去  ②施設新設費用の支援が必要だが、県内での自治体格差が生じないよう要望。

園芸農家は、円安の影響で『重油の高騰』によるランニングコストの負担増で経営が厳しい状況。重油価格は、100円/ℓ超と正にオイルショックである。
今回の降雪被害は、ダブルパンチ。
※罹災証明の発行、生活支援一時金、農業資金の借入金返済猶予など、行政支援を検討すべき。

上三川町長と意見交換。
町として県に求める事として、
①年輩者農業従事者の支援
②農家の就農意欲低下対策
農業施設は、本県経済のエンジン。施設復旧支援は、必ず歳入に跳ね却ってくる投資的支出。思い切った支援で、農家の就農意欲を支援して貰いたい。
③国に災害支援金の助成要請
今回の被害が関東一円と広範囲な事から、国に被害のあった地方に手厚い支援を県から要請して貰いたい。
との、要望を頂いた。

本県農業の復興のために、ありとあらゆる支援策を講じたい。

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