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2014年4月15日  ホタルの会現地視察

4月15日、上三川ほたるの会で、蛍飼育の成功事例を視察。

下野市柴のほたる養殖家から、ほたるの習性や飼育のポイントなどの説明を聴取し、実際に飼育している施設も見学した。
蛍の幼虫は、大変デリケート。水槽(水)の管理がポイント。
①水温:25℃に保つ
②地下水を流し続ける
③毎日、食べ残しや糞などの清掃を行う
一つの水槽当たり、一日10~15分は手を掛ける。掃除の仕方は、スポイドを使って丁寧に、ゴミや糞などの堆積物を取り除き、常に水槽を綺麗に保つ。

最重要ポイントは、蛍の餌になる『カワニナ』の繁殖。
カワニナの繁殖が出来なければ、蛍の養殖は不可能。蛍はカワニナを食べるが、カワニナは雑食でバランス良く餌を与えなければ育たない。
例えば、メインはキャベツや白菜で良いが、栄養バランスを取るために『魚のくず』や『灰』を与える。灰は、カルシウム摂取のため欠かせない。
蛍の養殖は、『9割がカワニナ、蛍は1割』と言う。それ位、カワニナに手を掛ける。
自然環境を取り戻すため、地域興しや子ども達の環境教育のためにも、蛍を通し環境の大切さを訴えて行きたい。

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