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2014年6月8日  県営上野住宅のバリアフリー化

6月8日、県営上野住宅は、昭和58年に建設され31年が経過。
入居者の高齢化が進み、住宅設備のバリアフリー化改修工事が求められる。そこで、入居者の現状を視察調査。
[入居者の声]
Nさんは、81才。昭和58年入居で、31年間同室で生活。若い頃より、難病(後縦靱帯骨化症)を患い闘病生活。
[生活上の支障]
①バスタブの高さが高く、またげない。
②自作でシャワーを作ったが、冬場は寒く苦労している。
③室内の段差(1cm)につまづき、何度も怪我をしている。救急車の世話になったこともある。
[要望]
居住しながら、バリアフリー工事を希望。
移動したく無いのには、理由があり納得性が高い。
①住み慣れているので、人間関係のある現在の部屋で居住したい。
②病身で年金生活のため、引越し費用が出せない。
③ボランティアを頼む事もできるが、他人を煩わす事はしたく無い。
と言う。

この他に、Hさん(87才)も難病を抱え、生活環境整備・バリアフリー化が必要。

[入居者管理]
入居者の生活事情や健康事情等で、階下への移動希望がある。
この際、入居者(世帯主)が申請すれば、健康を害している本人を呼びつける必要は無いと思うが、現状を県住宅課の担当者に確認したい。

以上、県住宅課と協議し、最善の対応をして参りたい。

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