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2015年6月27日  会派県内調査

6月27日、鹿沼市茂呂に本社がある丸山製作所に、省エネ型有機性廃棄物処理装置「パグマ」を視察。
開発者の丸山社長より、説明聴取。
1.装置の概要
有機性廃棄物を焼却せず、熱分解で処理物を減容させる装置。
特別な設置許可を必要とせず、化石燃料を一切使わず有機性廃棄物を熱分解処理。
熱分解装置は、廃棄物投入と灰の排出作業をするだけのシンプルなもの。
処理中の排気や蒸気の悪臭もなく、処理後の灰も無臭。
2.装置の特徴
①高含水率有機性廃棄物の処理が出来る〜含水率90%まで可能
②高ガウスの磁石を使用し、電磁場で熱分解〜電子レンジの仕組み同様、低温での処理が可能
③電力や燃料を使わず処理が可能
④サイズは3タイプで、ユニットの接続が可能で処理能力は無限
⑤価格は、2000万円〜3000万円
3.装置の利用範囲
高含水率有機性廃棄物の処理が出来る「パグマ」は、家庭用ゴミ全般、畜産糞尿など有機性廃棄物なら何でも処理可能。
畜産農家の糞尿、食品関連工場の廃棄物等の処理コストの削減。
電気の無い山間部や、災害時停電状態でも、生活用ゴミ等の処理が出来る。
また、磁力で熱分解の際発生する「熱」の再利用も可能。発電や給湯、熱を利用した様々な可能性が広がる。
更に、放射性物質の処理測定結果報告書では、セシウム134.137の値がいずれも定量下限値を大幅に下回る結果も出ている。
→県内170ヶ所に一時保管されている指定廃棄物対応に「パグマ」が使えないか⁉︎
※省エネ型有機性廃棄物処理装置「パグマ」の開発は、ものづくりの栃木県を象徴する偉業!

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