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2017年8月8日  アグリささもと営農組合の取組視察

8月8日、SIP生産システムコンソーシアムについて、アグリささもと営農組合を訪ね視察調査。

「次世代農林水産業創造技術」
SIP「生産システム」研究概要
説明者:農研機構 寺島理事

「地域・営農組合の概要」
説明者:中央農業研究センター 深山氏

「スマート農業に向けたドローンセンシングシステムの開発」
説明者:農業環境変動研究センター  井上氏

「SIP生産システム研究」について
1.目標
①スマート農業の実現
②新素材(機能性)開発、高付加価値化

2.生産システム・スマート農業への経緯について
①規模拡大してもコストダウンにつながらない
②収益向上と直結しない
③経営課題
〜作業指示や情報伝達が難しい
〜若手にベテランの技術が継承できない
→ロボット化、自動飛行ドローン、自動水管理システム等、現場に行かなくても、詳細な作物情報が把握出来る!
→情報を解析する事で、生育状況や追肥等を得られる!
④農業データの連携基盤の構築
〜農業データのソフトは市販されているが、互換性がない。
→農業データの汎用性を高める事で、多くのデータを相互に解析する事で、新たな方向性を見つけ出せる!

3.具体的な取組について
・研究成果を実地にて検証
〜経営的視点で使えるか?を証明

4.今後の展開について
①コンバイン、トラクターの自動走行システム
〜自動種まき、自動田植え、自動肥料散布、自動刈取り等、2018年から実用化出来るものもある
課題:価格(コストダウン)、安全性の確保のための技術開発。
※この他、7つの技術開発にチャレンジしている。
・全国で19ヶ所で実証実験に取組んでいて、栃木県内では下野市、小山市の農家が水管理など実証実験中。
〜下野市は、スーパー大区画農家の水管理実証

5.農業データ連携基盤について
・現在のソフト(汎用性低い)の改良が必要!
→データ連携基盤の開発へ!〜協議会を立ち上げ、検討スタート

「地域・営農組合の概要」について
1.地域営農組織
・アグリささもと営農組合他2組合で組織
・地下水位や水管理制御システム等、実証実験

2.導入された主な技術
・乾田直播栽培
〜水稲、大豆など大区画を効率化
・施肥の省力化
・業務用多収米
・水田活用野菜作など
・パイロットファーム
〜ドローン、マルチロボットシステム
・農業体験教育

「スマート農業に向けたドローンセンシングシステムの開発」について

1.衛星リモートセンシングとドローンリモートセンシングの適性
・衛星        :広範囲、定期的、全体的
・ドローン:ピンポイント、フレキシブル、高解像度、機動性、多様な情報収集

2.ドローンのセンシングデータ
・自動見回り
・生育量分布
・水ストレス分布
・植物窒素量分布
→圃場間の差や圃場内異変等の実態情報に基づいた最適管理が可能。
〜 省力化、省資材、高品質、多収穫!

「現地圃場視察」
1.自動コンバイン
〜GPS技術と連動させ、プログラムされた圃場を自動走行
〜代かき、田植え、施肥、刈取りなど、労働を省力化

2.ドローン
〜4つのセンサーを搭載したドローンが、予めプログラムした圃場を自動観察
〜室内から、圃場視察が詳細にでき、情報を分析する事で適切な対応を可能にする

3.水管理システム
①スマートフォンで水管理を実現
〜給水、排水の制御
②水管理の仕組み
〜制御実行(スマホ)→クラウド→基地局→制御機(給水・排水)
・水位(水深)、水温の管理
・バルブ開閉状況
・日週月の推移情報の集積
③地下水位制御システム(FOEAS)
〜地下40〜60cmの水位管理
・同一圃場での水稲栽培、大豆栽培の切替に最適

「感想」
※IT農業の先端技術を視察でき、農業の未来に希望を感じた。
※IT化は、若者の就農を促進する。
※農業労働の概念を一新し、ビジネスとしての農業、産業としての農業を創出できる。
※農業のIT化は、緒についたばかり。本県においても、積極的にIT農業に取組む事が大事。

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