1月9日、地元住民の皆様から、中里町321の水田排水に問題があり、周辺住民の平穏な生活を守るための対策を要望され現地調査を実施。
[現状]
中里第二土地改良区
①配水管を利用し上流の地下水を給水
②水田は排水先が無く、水の流れは無い
~暖まった水田を夜の給水で冷やす
③排水は配水管を地中に埋め浸透
~浸透し切れず排水が溢れ出、周辺の市道、アパート、畑等に流出
※地下水を給水している為健康被害はないが、道路冠水など住民の生活に支障
[住民ヒヤリング]
①以前は田んぼ・畑・竹藪だった敷地が、上河内町と宇都宮市の合併後に開発が進み排水先が無くなった
②排水は、配水管から給水した後の残り水(地下水)なので飲料できるきれいな水
③市道の側溝に排水できるようにして欲しい
~利用期間は4/20〜8/31まで、期間は限定される
④残り水が多いのは4,5月で雨は比較的少ない時期
~雨が多い6〜8月は残り水は少ない
[対策案]
市道の側溝は雨水側溝だが、
①期間限定
②雨水量と排水のバランス
を要件に、
周辺住民の生活保全を優先し、側溝放流を許可!
※道路管理者(宇都宮市)と現状を協議し、対策を検討します。
周辺配置図
中里町の水田
用水路はなく配水管で水を引いている
給水時の余り水は地中浸透
近くにある雨水側溝(市道)
消防学校通りの側溝