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2012年3月17日  貯留システム視察

3月17日、廃ビンを活用したリサイクル素材『スーパーソル』の性能を現地視察調査。

スーパーソルは、沖縄県が行政として、土木など公共事業や農業、水の貯留システムで防災対策等、幅広く利活用。

スーパーソルは、ビンを粉末状にしたあと軽石状に成型したもの。
成型の仕方で、浸透性や吸水性の特徴を出せる。この性質を利用し、広範な利用が可能。

今回の視察は、敷地内の雨水を敷地内に設置した『スーパーソルを敷設した貯留槽』に溜め、通常は洗車や庭木の水やりに利用。
非常時には、溜めた雨水を逆浸透式の浄水装置で飲み水に。

他県では、被災時に避難所となる小学校の校庭に貯留システムを設置する自治体あり。
本県でも、被災直後、停電や断水で飲み水に支障。
特に避難所では、飲み水確保の為に給水車で対応したが、課題が残った。

この貯留システムが、スーパーソルの性質で溜めた水の腐敗をクリアできれば、画期的な防災対策となり得る。

また、農作物の生育にも効果があるとの情報があることから、今後も『スーパーソル』について、様々な情報を収集いたい。

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