6月2日、栃木県植樹祭式典に参列し、地元の小学生児童と植樹。
栃木での植樹祭は、昭和25年に第1回の植樹を行った事に由来する。
前年の昭和24年、今市大地震で、足尾の山が崩壊。森林の回復を目的に、県として植樹を行った。
奇しくも、昨年の東日本大震災で、大きな被災を受けた市貝町で、50回目の植樹祭を開催された事の巡り合わせを強く感じる。
市貝町は、世界的に唯一の“さしば”(鷹の仲間)の生息環境の整っている地域として有名。
同町は、餌のカエルやトカゲ、蛇、昆虫が豊富な『美田』、巣作りに適した豊かな『森林』を擁している。
また、芝桜の公園や梅の産地としても、地域を活性化する自然環境が豊富。
今回の植樹祭のテーマは、『はぐくもう、おおきな木となる、ちいさな芽』。
植樹祭式典では、小中学校生「緑の少年団」の活動報告や緑化功労者の表彰、カーボンオフセット証書の授与など、環境貢献の大切さを共有。
50回の節目の迎えた植樹祭は、天候にも恵まれ、素晴らしい式典だった。