8月4日、壬生町中央公民館にて、かんぴょう伝来300年記念大会の式典が盛大に開会。
式典では、主催者あいさつ、来賓祝辞に続き、かんぴょう伝来の歴史が紹介。
続いて、大会ロゴマークとかんぴょう料理の入賞者表彰式も・・・
かんぴょうは、300年前の1712年、水口藩(滋賀県)から壬生藩に国替えとなった鳥居忠英公が伝えた。
藩主として、下野の国の殖産のため生産を奨励。この土地柄に合ったかんぴょうは、本県の南東部(宇都宮・小山・下野・上三川・壬生)に広がった。
現在、かんぴょうの国内生産量は激減し、海外からの輸入が激増している。
しかし、本県のかんぴょうは品質が良く、京都を中心に関西方面で高級食材として取引されている。
県農政部は、干瓢を小振りの1㎏サイズに栽培し、野菜として漬け物やお浸し等で提供出来ないか試行中との事。
この祭典を機に、かんぴょうの可能性に期待したい。
中央公民館の広場では、地元の方々が、干瓢を素材に模擬店を出店。かんぴょうを練り込んだ麺の焼きそばや、かんぴょうのキッシュ、パイやアイスクリームなど、工夫を凝らした楽しい出店で賑やか。