11月3日、今日『文化の日』のイベントとして、栃木県立美術館40周年を記念して、友の会主催の記念講演会が開かれた。
講演会は、友の会会長の安久都氏の主催者あいさつの後、県立美術館館長の須藤氏があいさつ。
友の会の40年に渡る活動に感謝と敬意を表し、今後の活動に期待を込めた。
講演では、彫刻家の日原公大先生から『県北地域における美術活動の取り組み』について、自らの活動を報告。
来年は、旧黒羽町で、町全体を美術館に見立てて彫刻をはじめ芸術の祭典を開催する予定。
トークでは、『父・立松和平の遺志を継いで』をテーマに、山中桃子先生の話があった。
絵本『アユルものがたり~那須のくにのおはなし~』の作家。
語りと映像の絵本の世界では、語り部の仲信代先生の『アユル物語』『黄ぶな物語』(立松和平作)の語りが。
大感動!!
最後に、箏曲『大利根の流れに沿うて』『東洋風な幻想曲』の素晴らしい演奏で、締めくくられた。
今日は、文化と芸術を全身で味わえ、人間が人間であるための“芸術”の存在を改めて感じた。