8月30日、バリアフリー住宅・県営大桑団地を視察調査。
大桑団地は、8棟253戸で、広場・集会所を中心に放射線状に配置。
周辺の住宅街との調和をとるため、境界近くは階を低く設計し、外観は黒瓦でふき和洋の設えで高級感がある。
部屋は、1DK~3LDK。全てバリアフリー。
仕様は、外断熱、ペアガラスサッシュ、エレベーター、防風パネル、ベンチ(玄関・エレベーター前)、太陽光発電パネル、玄関や洗面所・バスルームの段差なし、サンルーム等。
石川県は、雨が多く風も強い為、サンルームや防風パネルは不可欠。
敷地内には、植栽やビヨトープがあり、建物屋上にも花壇がある。
団地住民の結束が強く、自主的に『グリーンカーテン』や花壇の手入れを行っている。
公営住宅は、民間資本を活用する事が出来る。
今回の視察調査の成果を、本県の住宅政策に活かしたい。