9月4日、鹿沼市の住家被害は、74棟と他の地域と比べ多かった。
しかし、人的被害が少なかった要因は、住民の意識と行動による所が大きかった。
昨年5月の真岡市、益子町、茂木町を襲った竜巻。
更に一日前には、埼玉県、千葉県に竜巻発生。
関東地方に頻発する竜巻情報に、住民の意識が危険予知が出来たのではないか・・・
被災軽減の対応
①戸締まり:雨戸やシャッター、カーテンで窓ガラスの飛散防止
②頑丈な建物の中に避難し、窓から離れる
③出来れば、お風呂(バスタブの中)やトイレに逃げ込む
など・・・
現地では、被災後の後片付けに追われている中、人的被害が比較的少なく軽傷だった事が不幸中の幸い。
被災者の生活再建支援は、自治体と県が連携し、住民の安全安心に直結する行政対応を要望したい。
また、鹿沼市消防隊と地元消防団員の連携で、被災直後から素早い対応が光った。