8月26日、古屋拉致担当大臣、栃木県知事らの挨拶でスタートした『拉致問題を考える国民の集いinとちぎ』では、拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄氏、事務局長の増元照明氏、家族会の斉藤文代氏らが講演。
栃木県議会では、3年前に拉致議員連盟が発足したが、今回は国民の集いが本県で開催された意義は深い。
全国には、800人を超える特定失踪者がおり、本県内にも6人の被害者が存在する。
被害者家族会の代表、事務局長からは、今回の北朝鮮の変化(調査委員会)には期待する反面、不安もあると、これまでの北朝鮮の対応や行動に疑問を投げかけた。
また、家族会からは、生々しい被害者家族の心情を吐露。今回が最後のチャンスと、政府の厳格な対応に期待を寄せた。