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2014年10月16日  『ポラリスとちぎ』がスタート

10月16日、栃木県子ども若者・ひきこもり総合相談センター『ポラリスとちぎ』開設(10月1日)後、初めての視察調査。
県内には、ひきこもりで悩まれている多くのご家族がいます。
ひきこもりの原因が多岐にわたる事から、相談窓口のたらい回しが課題でした。
今回、このような現状を解決するために、ワンストップで相談できる体制『ポラリスとちぎ』を開設。
これは、永年ひきこもり家族をサポートしてこられたとちぎベリー会の要望を知事に繋ぎ、平成24年9月の本会議でも質問・要望をし、この度実現したものです。
ポラリスとちぎには、開設後約2週間で79件の相談が持ち込まれ、5名の相談員が丁寧に対応。ひきこもりの総合的カウンセリングやアドバイス、家族支援、就労支援など多岐にわたる相談をワンストップで行っている。
ひきこもりは奥が深く、難しい相談が多いが、体制的には問題はないとの事。
課題は、学校卒業後のサポートだ。最近では、40代・50代のひきこもりが増えている。相談スタッフから、『この施設は、年齢制限を設けていないので、家族内で悩まず気軽に相談して欲しい』と、心強い言葉をもらいました。
ひきこもりも、早期発見、早期対応、早期治療が重要との事。
相談は、面談形式のほか、電話やメールでも受けている。
ポラリスとちぎは、相談業務だけでなく、家族セミナー、講演会などの事業を通し、ひきこもり家族に寄り添い、社会にもひきこもりに対する認知度を高めるために普及啓発活動もしている。
引き続き、行政の力強いバックアップを推進したい。

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