2月15日、地元屋板町の田川支流域にある用水路の安全対策のため、地元の皆様と現地にて調査を実施しました。
[経緯]
昨年10月12日の台風第19号で、田川支流域の用水路が氾濫し、周辺の住家及び事務所(のざわ)が床下浸水。多くの住民の皆様は、避難を余儀なくされた。
また、米農家では、収穫後自宅倉庫で保管していた5tに及ぶ米が浸水し、1.5tの被害が発生。
[現状]
①古くからあった小川の川幅が広がり、一部を除き公的管理がなされていない
②周辺住民は、自宅・敷地を守るために自費で、大谷石や板塀等で土留めを施工
→︎昨年の水害で破壊されている
③堆積土が溜まり、川底が浅くなった
[対応及び対策案]
1)対応策
①詳細調査実施 ~宇都宮市
②用水路整備計画の立案
2)対策
①U字溝敷設での用水路整備
②現状維持
→︎用水路の堆積土除去、宇都宮市所有地の樹木伐採
※住民の安全安心を最優先し、最大限有効な対策を協議し、対応に当たります。
台風被害にあった用水路
堆積土が溜まり川底が浅くなった
コンクリート製の擁壁は橋のたもとのみ
自然河川で両サイドはえぐられている
右手(宇都宮市所有)雑木が繁茂