8月18日、塩谷町と現地調査を実施
[経緯]
7月13日、船生の住民の皆様から、頻発する豪雨被害の現状を訴えがあり現地調査。
住民の皆様は、これまで対策を講じるよう様々な手段を講じて訴えてきたが、手付かずの状態でいる。
現地は、町道沿線に水流で削られた跡あり、上流域の雨水排水対策が必要と判断。
[現地調査]
1)現状
①林道上流部からの雨水は側溝を通って流末へ
②流末は町道沿いを通って泉川に放流
③側溝の途中は土側溝で排水機能は不全
2)対策案
①町道と林道の交差部分にグレーチングを設置
②上流部に当たる北西からの雨水を飲み込むよう「L型」にグレーチングを設置
→町道に隣接する泉川に直で放流!
[県と町の対応]
1)塩谷町の対策案を受けた栃木県の対応
①矢板森林管理事務所 ~側溝に雨水枡を設置するなど協力する
②矢板土木事務所 ~泉川(一級)への放流に同意するなど協力する
2)塩谷町の対応
①町道の改良 ~L型グレーチングの設置
②泉川への放流工事
③矢板土木事務所、矢板森林管理事務所と連携して進める
※今回、県と町の連携が整い、対策が大きく動き出しました。
現地調査の様子
町道側にグレーチングを計画
上流部雨水をL型グレーチングで下流の民家流入を防ぐ
泉川に直で放流する計画