5月25日、日光市並木町で杉並木の倒木事故が発生したことを受け、現地調査を行いました。
[現場]
日光市並木町の杉並木、外周の住宅分譲地内に倒木
[倒木状況]
①樹齢は推定400年
②直径77cm、幹周囲長は約2.4mの大木
③強風で折れ住宅を直撃
→ロープ牽引の上部が折れている!
[被害状況]
①家屋 ~二階の屋根及び外壁損傷
②自家用車 ~押しつぶされ全損
→所有者、管理者の責任を問えず、火災保険で補償!
[杉並木の状況]
①樹齢400年を越え、老木の倒木が毎年発生している
②倒木の危険を確認した杉は、倒木防止のロープ牽引を施している
③日光杉並木街道は、「国指定特別史跡」「国の特別天然記念物」の二重指定を受けている
④所有者は「日光東照宮」
[杉並木周辺の建築規制]
①建築基準法の規制はない
②県文化財課と日光市との決め事として「20mルール」がある
今後の調査予定として、
※20mルールについて
後日、県の文化振興課から説明聴取予定!
※重要事項説明書の確認
後日、被害者宅の不動産取引内容を確認!
※杉並木倒木の被害防止対策を検討
予防と被害者救済
関係部署と協議し、対応を進めます。
杉並木が途中から折れている
杉が直撃した家屋
倒木防止ロープの上部が折れている
倒木した杉
老木で樹幹が朽ちている