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5月11・12日、県内の観光業の課題、地域が抱える問題などを聞き取り調査。
日光市鬼怒川温泉、川治温泉、湯西川温泉を視察。
昨年の落ち込みを挽回したいところだが、今年に入っての誘客はトントン。
いよいよ東京スカイツリー“とちまるショップ”がオープンする事から、行政の戦略的なPR強化が期待される。
温泉地が抱える問題として、
①過疎化対策
②集客力アップ策
③イベント開催費用の捻出
過疎化対策は、行政の取り組みはバックアップであり、あくまでも地元の取り組みがメイン。
まず、県外からの移住促進には、地域の空き家を掌握し、所有者の協力を取り付ける事。その上で、住居情報を発信。
都市部の芸術家の卵の人達をターゲットに、芸術に打ち込める環境と発表の場を提供。相乗効果として、街興しに繋ぎだい。
祭など、地域イベントの開催は、外部からの集客に直結。温泉地ならではの“入湯税”の投資的有効活用が望ましい。
ともあれ、本県の資源である『自然環境』『農業』、『観光』、『ものづくり』『歴史文化』、そして『人』を活かし、地域を活性化したい。
5月9日・10日、東京にて講演会、シンポジウムに参加。
9日は、医学博士で登山家の今井通子先生。『森林が与えてくれる、地球環境と健康』をテーマに講演。
この中で、森林セラピーの効用を強調。全国的に関心が高まり、各県に広がりを見せている。
栃木県は、まだ取り組まれていない事から、健康・地域と経済の活性化の観点からも推進したい。
10日は、『巨大災害から生命と国土を護る』日本学術会議24学会のシンポジウムに参加。
代表5学会の基調講演の後、パネルディスカッションに。
【主な見解】
①『正しく恐れ、正しく備えよ』とは、情報を充分に提供しない側の勝手な論理。行政は、適切な情報を提供すべき。
②情報については、各省庁毎に収集・分析しているが、縦割り行政で情報の共有が無く不効率。
③災害に対し、ただ逃げるだけでなく、生命と財産を護るために、抵抗(工夫)すべき。
④復旧に対する考え方~単なる“復旧”に留まらす、次なる災害に備える『減災』に繋がる設備・システムの強化が必要。
⑤日本は、災害大国。災害を教訓に、特徴ある被災地域ならではの街づくりをすべき。
などなど、示唆に富んだ意見を聴取。
5月7日、昨日発生した竜巻で、真岡・益子・茂木に大きな被害発生。
現地を視察調査し、行政の対応を検討。
県内では、11人が中軽傷、451棟を超える住家が直撃。特に、農業施設の被害は甚大で、園芸用のハウスに至っては、イチゴなどの観光園芸は壊滅的。
本県にとって、未だかつて無い大変な災害となった。
公明党会派として、知事に対しいち早く以下の点を要望。
①農業施設復旧に対し、県が積極的に支援する事。
②復旧支援については、利子補給など、あらゆる支援策を講じる事。
③住家被害については、速やかに見舞金など、災害救助法に則り対応する事。
④国に対して、本県の被害が激甚災害に認定されるよう強く求める事。
また、突風・竜巻への予防策として、ドップラーレーダーの設置も要望。
竜巻は、地震などと比べ、発生予報や防災対策が定まっておらず、防ぎようのない災害と思われがち。だが、気象変化の予兆を察知する事はできる。
①気温は高いが、上空に強い寒気があり、その温度差が40℃以上。
②雷が鳴り、大きな雹が降る。
等、突風・竜巻の発生する可能性が高くなる。
また、竜巻が周辺で発生したら、近くにある頑丈な建物に避難し身を守る。
頭を保護し、ガラス窓に近づかない。
などなど、自分の身は自分で守る。基本は、日頃からの備え(防災意識)が重要。
5月3日、昨夜からの大雨で、宇都宮に大雨洪水警報。
特に、田川流域に注意喚起が・・・
屋板町の田川橋、上三川の明治橋の流域、市流域を現地調査。
かなりの降雨量の為、洪水注意水位に達している。
周辺にお住まいの皆さんは、このまま大雨が続くと排水能力を超え、敷地内に浸水するのではないかと不安の声。
地元自治会長等と、用水路・側溝の雨水氾濫の緊急時対策として、下流域の住民の了解のもと、水門を開け水量調整をする事を申し合わせ。
根本的に治水対策は、排水路などのインフラ整備が必要。
上三川町とも、この件に関しては話し合う予定。
5月1日、田原西小学校(県道73)の通学路、地元住民の要請で現地調査。
道路・歩道・縁石、交通量、速度など、安全を確保する上で課題となり得るポイントをチェック。
①歩道幅:1.7m~2.4m
②縁石高:20cm
③道路状況
見通しの良い直進道路 スローカープ
④走行状況
比較的、スピードが出しやすい
通学・通勤時は、ドライバーへの注意喚起が必要
⑤通学環境
主な団地から、小学校までの距離(県道)
グリーンタウン:450m
太陽が丘:800m
最近の悲惨な交通事故の状況を見ると、通学路の安全性は心配になる。
この現場は、比較的歩道等の整備は進んでいる。
歩道と車道をガードレールで仕切るハード面の対策もあるが、ドライバーのスピード出し過ぎなど、運転マナーの呼びかけ等ソフト面の強化が必要との印象。