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2015年7月24日  石井町・国道4号線側道の安全調査

7月24日、石井小学校通学路の国道4号線側道の道路保全要望を受け、現地を点検調査。
[現状]
①石井小学校の通学路として利用
②道路状況
側道の幅員は確保されているが、本線と側道間の植込みが雑草等の繁茂で荒れた状態。
③害虫等の懸念
通学路でもあり、蚊を媒体とする「デング熱」など害虫等の被害が心配。

→宇都宮国道事務所に、雑草等の管理要望を提出し、早期対応を依頼したい!

2015年7月21日  環境省ヒアリング

7月21日、衆議院議員会館(輿水事務所)にて「指定廃棄物対策」について、環境省職員と意見交換。
1.これまでの経緯
小里環境副大臣が現地視察。塩谷町への住民説明会要請。宇都宮市内での県民説明会(2回)実施。
環境省は、一時保管場所の状況調査や一時保管協力者との意見交換を実施し、170ヶ所にリスクを分散することなく1ヶ所に集約することが不可欠と判断。

2.環境省への要望項目の進捗報告
①指定廃棄物処分施設の安全性を周知について
~5/14、6/22に宇都宮市内でフォーラム開催・・・300名参加
有識者会議を開催~指定廃棄物最終処分施設詳細調査予定候補地の選定手続きは適切と結論。
②地元での説明会開催について
6/25塩谷町に訪問し説明会を要請~継続して要請してゆく。
③一時保管者の負担軽減・支援について
環境省職員が現場を巡回~補修工事等の対応。
東電への要望については、一時環境省で受け対応を支援。

3.環境省への要望
①県民への啓蒙について
県民の認識は、県外の指定廃棄物まで栃木に持ち込まれるとの誤認識がある。
その為、宇都宮市内でのフォーラムに留まらず全市町で開催!その際、市長会・町村会の会長と連携して開催計画。
②一時保管協力者への経済的負担支援の充実!
③フォーラムでの配布資料について
最終処分場選定の説明を省き、指定廃棄物及び指定廃棄物一時保管の現状、県内の自然災害時の対応状況説明をボリュームアップ。
また、最終処分施設の説明については、原発建屋の強度と比較し指定廃棄物最終処分施設が如何に強度が確保されているかを科学的に説明出来るように工夫。

2015年7月19日  国道123号線・鐺山に道路照明設置完了

7月19日、昨年冬に交通死亡事故が発生した国道123号線に道路照明が設置され、鐺山町の地元の皆様に喜んで頂きました。
道路照明設置までには、公明党党員の婦人から地元市議に提起され、菊地市議(当時)と工藤市議候補(当時)と連携し県警及び県の土木事務所と協議を重ね実現したもの。
協議を開始したのが、昨年12月末で僅か3ヶ月で「道路照明」が設置(27年3月)されました。
正に、公明党のネットワーク力を象徴するもの。
これからも、地域の課題解決に精力的に取り組んで参ります!

2015年7月18日  東横田町・田川堤防崩落調査

7月17日、台風11号の影響(16日)で、県内は豪雨に見舞われ、家屋の浸水や通行止め、斜面崩落等の被害が多発。
地元の宇都宮市東横田町では、田川の増水で堤防の一部が崩落。決壊は免れたが、上部を走るサイクルロードの淵まで抉らた状態。
堤防の補修工事は即座に対応、17日の午前4時には応急措置が完了。
[対策案]
堤防の法面(斜面)にブロックを積むなど、補強工事を要する!

毎年のように県内各地は、大雨や竜巻など自然災害が発生。民間・地域と行政の連絡・連携体制や、被災地支援体制、更には被災者支援の制度等の充実が求められる。

2015年7月16日  県外調査④

7月16日、3日目は青森県弘前市と、弘前大学での視察調査。
弘前市
調査テーマ:「分散型エネルギー」の取組み
説明者:スマートシティ推進室 西谷室長補佐、坪田主査
調査内容:分散型エネルギーの取組みについて
1.弘前型スマートシティ構想
弘前市は、人口18万人弱で人口減少傾向。岩木山や八甲田山など三方を山で囲まれた盆地で、夏は暑いが短く、冬は豪雪で長い。除雪に10億円の予算を投じている。
観光は、弘前城のある弘前公園まつり、弘前ねぷた祭りなど。現在、弘前城の石垣修復工事中で、天守閣の70m引き舞いは見どころ!
①スマートシティ構想の概要
弘前市の弱点は、エネルギー供給体制と積雪。そこで、分散型エネルギーを推進しながら、除雪の課題を解決できないかを模索。発電時の「電気と熱」を効率良く供給出来る体制〜スマートシティを構築できれば可能。
「豊かな資源を活用した 世界一快適な雪国 弘前」を基本方針に、「くらし」「エネルギー」「ICT」の3分野に8つのプロジェクトを立ち上げスタート。

2.分散型エネルギーインフラプロジェクトの概要
・想定エリアの中心地に「エネルギーセンター」を設置し、電気と熱を市街地の病院や宿泊施設、大型商業施設などに供給。段階的に、一般家庭まで供給したい。
・特色:①安くエネルギーを供給
②融雪に熱を使う
③バイオマスボイラーを併用
→弘前をコンパクトシティに!
・エネルギーシステム〜バイオマスボイラー、ガスコジェネ、ガスボイラー
・課題は、市単独では事業が大きすぎる。
①木質バイオマスのサブライチェーンの構築
②エネルギーインフラ整備のコスト負担
③エネルギー供給業者の選定〜事業採算
※インフラ整備は、地方創生の事業として国が主導することが求められる。

弘前大学
調査テーマ:産学官連携の地域人材育成と地域経済活性化の取組み
説明者:弘前大学 助教 松本博士
調査内容:果肉が赤いリンゴ「紅の夢」品種と商品開発について
1.弘前大学の取組み
14haの農場を活かし、第二の「ふじ」を目指しリンゴの品種改良にチャレンジ。
黄色のリンゴは、比較的手がかからず農家の生産性を上げるので、その育種をスタート。
その中に偶然、赤い果肉のものが出た!
品種:紅の夢、HFF33、HFF60、HFF63、弘大みさき、こうこうの6種。
表面・果肉の色のバリエーションや、大きさ、酸味・甘味の特徴を持たせている。
赤い果肉には、アンチエイジング効果のあるアントシアニンが含まれ健康に良い。
ジュースにしても絶品で、酸味の効いた爽やかなリンゴジュースに仕上がっている。
2.リンゴ産業をモデルとした大学COC拠点整備事業について
農場には、4500本のリンゴが栽培。弘大大学の文理連携により、生産、貯蔵、食品機能性、ゼロエミッションの取組みと、販売戦略、商品開発の取組みを融合させている。
「紅の夢」は、「全国から世界へ」をスローガンに、地域経済活性化、関連産業に関わる人材育成、そして第二の「ふじ」を実現に期待!

大変、有意義な内容でした。