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2015年7月7日  宇都宮市「大谷資料館」視察

7月7日、宇都宮市大谷町の「大谷資料館」を訪ね、鈴木館長より説明聴取。
1.大谷石地下採掘場跡の概要
規模:広さ約2万m2(140m×150m)、深さは平均30m、深い所は60mで、野球場が一つすっぽり入ってしまう大きさ。
環境:平均気温は8℃(1〜12℃)、厳寒の冬でも氷点下にならず、肉、野菜などの食料品や酒・ワインなどの貯蔵にも利用されている。
2.観光への取り組み
大谷石の採掘現場は幻想的な空間となっており、音とイルミネーションの演出で大迫力。
冷んやりした空間を歩きながら、ガイドの説明を聞き大谷の歴史や大谷石の採掘の苦労を偲べる。
また、現在の大谷石採掘跡の活用や、採掘場跡でのイベントに参加するのも魅力。
フィルムコミッションや、有名ブランドのイベント、コンサートなどが開催されている。
年間来場者数は、毎年増加し昨年は16万人、一昨年の二倍。今年は、既に昨年を上回った。
東京都など他県の小学校から大型バスでの来場者が増え、海外からも観光客が来ている。
3.今後の課題と期待
①大型バスや来場車輛の交通の利便性を高める必要がある
②東京オリンピックなど、海外からの来場者への対応
③パラリンピックなど、障がい者対応
→大谷資料館までの「市道の拡幅整備」推進
→パンフレットやガイドの「多言語」対応強化
→坑内の「バリアフリー化」整備

この大谷資料館は、大谷スマートインター開設が決定した事で、大きな期待が寄せられている。
地方創生、地域交流人口増大、地域経済活性化、雇用創出等の中心拠点として期待したい。

2015年6月28日  中岡本ジェイ・バス株式会社前通りの安全調査

6月28日、奈坪通りからジェイ・バス株式会社に向う通りは、宇都宮市と合併後中岡本町側が新興住宅地として発展。
これに伴い、新たな住民が増え、通学や通勤で交通が一変。
周辺は、河内工業団地があり、大型トラックなどの交通も多い。
住宅街から通りに出る際、一時停止を無視し交通事故も起こっている。
交通事故対策及び、通学路の安全対策を地元から要望されている。
[現状]
①岡本西小学校通学路で、住宅街から反対側の歩道に横断歩道の無い道路を横断
②新興住宅地のため、通勤車両が増加
③交通規制の標識や道路表示の未整備
[対策案]
①横断歩道の設置
②押しボタン式信号機の設置
③中岡本町3420-18に「一時停止」標識及び「止まれ」道路表示を設置

2015年6月28日  岡本西小学校通学路の安全調査

6月28日、中岡本町3771周辺の岡本西小学校通学路の安全対策を要望され、地元市議と共に現地調査。
[現状]
①奈坪台通りを挟み、白沢町から越境で岡本西小学校に通学する児童が多い
②奈坪台通りには横断歩道がなく、白沢街道交差点まで迂回し通学~ショートカットで奈坪台通りを横断する事がある
[対策案]
※奈坪台西口バス停前に、横断歩道を設置!
~県警が横断歩道を設置の際、宇都宮市は奈坪台通りの植込みを改修する。

2015年6月28日  上河内SA案内板の改良完了

6月28日、上河内今里町の県道 小林逆面線の「上河内SAスマートインター」案内板の改良が完了。
改善前は、右折矢印に従って、本来右折すべき所の約70m手前の民家敷地に進入する車両が後をたたなかった。
改良後、案内板に「70m先右折」の表示を追記し、誤って進入する車両は無くなりました。
地域の皆様から、感謝の声を頂いています。

2015年6月27日  会派県内調査

6月27日、鹿沼市茂呂に本社がある丸山製作所に、省エネ型有機性廃棄物処理装置「パグマ」を視察。
開発者の丸山社長より、説明聴取。
1.装置の概要
有機性廃棄物を焼却せず、熱分解で処理物を減容させる装置。
特別な設置許可を必要とせず、化石燃料を一切使わず有機性廃棄物を熱分解処理。
熱分解装置は、廃棄物投入と灰の排出作業をするだけのシンプルなもの。
処理中の排気や蒸気の悪臭もなく、処理後の灰も無臭。
2.装置の特徴
①高含水率有機性廃棄物の処理が出来る〜含水率90%まで可能
②高ガウスの磁石を使用し、電磁場で熱分解〜電子レンジの仕組み同様、低温での処理が可能
③電力や燃料を使わず処理が可能
④サイズは3タイプで、ユニットの接続が可能で処理能力は無限
⑤価格は、2000万円〜3000万円
3.装置の利用範囲
高含水率有機性廃棄物の処理が出来る「パグマ」は、家庭用ゴミ全般、畜産糞尿など有機性廃棄物なら何でも処理可能。
畜産農家の糞尿、食品関連工場の廃棄物等の処理コストの削減。
電気の無い山間部や、災害時停電状態でも、生活用ゴミ等の処理が出来る。
また、磁力で熱分解の際発生する「熱」の再利用も可能。発電や給湯、熱を利用した様々な可能性が広がる。
更に、放射性物質の処理測定結果報告書では、セシウム134.137の値がいずれも定量下限値を大幅に下回る結果も出ている。
→県内170ヶ所に一時保管されている指定廃棄物対応に「パグマ」が使えないか⁉︎
※省エネ型有機性廃棄物処理装置「パグマ」の開発は、ものづくりの栃木県を象徴する偉業!