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8月12日、栃木県知事宛に『竜巻被害に関する緊急要望書』を提出しました。
台風11号の影響で、平成26年8月10日午前11時半頃から約20分間発生した竜巻により、11日午後4時時点で栃木市・壬生町・鹿沼市において、負傷者2名、住家被害239棟、公的施設1棟、非住宅237棟、計477棟に被害が発生し、さらニラ等の農作物で257万円余、パイプハウス等の農業施設で1億8千万円余の甚大な被害が発生した。
これら県内各地での竜巻被害に対し、県として適切な対応を以下の4項目に渡り要望した。
①住宅被害の再建について、本県の『被災者生活再建支援制度』の弾力的な対応をすること。
②農作物及び農業施設被害に対し、県農漁業災害対策特別措置条例を適用し、農業共済や各種融資制度の拡充を図り、農漁業経営安定の対策を講じること。
③特に、イチゴ苗の植え付けが1ヶ月後に迫っていることから、各種助成措置等の支援策をスピード感を持って行うこと。
④県内に一時保管されている指定廃棄物への適切な対応、学校施設における窓ガラス飛散防止対策、災害情報の適切な発信体制や休日における災害対応体制の強化、災害時の市町と関係行政機関との連携強化を推進すること。
以上、知事に申し入れしました。
8月11日、8月10日に発生した突風(竜巻)の被害が大きかった、壬生町内の被災地を現地調査。
[8月10日17:45現在の被害状況]
家屋:半壊5、一部損壊99 納屋:全壊4、一部損壊33 ビニールハウス:全壊41、半壊9 他パイプハウス、塀など32件。
例年、ハウス栽培用の苗の植え付けは、9月中頃から始める。
被災農家は、これから約一ヶ月間で施設等の再建と苗の植え付けを完了させなければならない。
問題は、施設再建用の資材の確保。そして、設備資金の調達。
国の災害救助法適用がどうなるか!
県の被災者生活支援制度の適用はどうか!
町としての対応は!
被災者は、助成制度がどの程度期待出来るのか?資金調達の関係も有り、公的支援の有無と規模を早期に示してほしいとのニーズがある。
人的被害が少なかった事は、不幸中の幸い。
今後の行政対応については、スピード感を持って事に当たるよう担当者につないで行きたい。
8月11日、上野町・県営上野住宅の南交差点は、交通事故多発エリア。との住民の声を受け、地元市議と現地調査。
交通事故多発ポイントの交差点は、宇都宮環状線の外側・御幸が原小学校入口の東の側道と県営上野住宅から南に下ったところ。
現地は、視界を遮るものは無く視界は良い。一時停止や速度規制、交差点注意など交通事故防止対策は一通り講じられている。
[現状]
①東進方向の一時停止、『停止線』『止まれ』の道路表示が消えかけている。
②北進方向、『停止指導線』『交差点注意』の道路表示が消えている。
③東進方向、『交差点注意』の道路表示が消えている。
④交差点北の速度規制『30』の道路表示が消えかけている。
⑤交差点内のガードが破損している。
[対策案]
概ね道路表示の老朽化が目立つ。①『停止線』『停止指導線』『止まれ』『交差点注意』『30』の道路表示のリニューアル。
②ガードの補修。
以上、宇都宮市及び警察本部と、対策を検討したい。
8月5日、日光市大室の県道62号線、安全対策の要望を受け、地元の皆様と地元市議と現地調査。
県道62号線には、危険を感じる水路が有り、何らかの対策を講じてほしいと言う。
場所:県道62号線
日光市大室の嶋田運送会社の前
[現状]
①県道を走る水路は、県道を横断し反対側の側溝に流れ込む。
②水路は勾配がきつく、流れが速い。
③大雨毎に氾濫し、底が深く危険。
④万一落ちると、暗渠になっている歩道側(側溝)に流され、自力では出られない。
⑤ガードレールが途中で切れ、水路が県道下に流れ込む最も流れが急な場所が空いている。
[対策案]
①ガードレールを延長し、水路に落ちない対策を講じる。
②水路の県道下に流れ込む箇所に、蓋をする。
県土整備部担当者と、対策を検討したい。
8月3日、昨年末の国道408号バイパス開通に伴い、上籠谷自治会の要望で側道を使う通学路の安全対策を県に要請。
国道408号バイパス側道は、速度制限が無く通行車両は60~70km/hの速度で走行。バイパスには、旧道を繋ぐ数多くのトンネルがあり、側道に出る際に危険が指摘されていた。
そこで、地元住民と地元市議の立会いの下、全てのトンネル出入り口の状況や側道を走行する車両の速度状況などを調査。
県警担当者と調査結果を下に、対策を検討。
7月末に、側道の安全対策として、側道の速度規制『40km/h』が実現。
中高の通学者の安全対策ができたと、地域の皆様から喜ばれています。