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2013年11月5日  景観講演会

11月5日、景観講演会『まちの見方・楽しみ方−栃木県内を中心に』と題して、東京大学先端科学技術研究センター・西村幸夫所長(教授)の講演が県庁内で開催。

一般的な『景観工学』の講義でなく、どのようにしたら街を楽しむ見方が出来るか?!と言う角度の講演。

かつての都市計画は、都市を近代化する事が主で、“今ある物を残す”と言う価値観は無かった。
今日の傾向として、若い世代からも“古い物を大切に”する変化がある事を歓迎。

講演の中で、宇都宮ほど良くできたまちは無い。と繰り返した。
理由は、物語性。具体的には、江戸時代から変わらない軸(道路・城址など)をベースにしながら新しい都市計画を発展させて来た事。奥州街道と言う江戸時代の目抜き通りを軸に、県庁−市役所、二荒山−城址公園を配置。釜川を二重構造にして洪水氾濫を防ぎ、同時に水辺で遊べる環境を演出。
これらの配置を基本に、駅、駅前通り、図書館・警察・裁判所など公共施設が計画的に整備されている。

日本中探しても、県都宇都宮の都市づくりは素晴らしいと言う。

この他、足利市、水戸市、浦和市の都市づくりの歴史と比較しながら、宇都宮が如何に物語性に富んでいる都市かを強調。

さらに、今後の都市計画、再開発計画の際には、歴史・文化と言ったソフトと、過去の都市計画の名残を継承し都市を計画するハードの両面を活かす事が必要と結論した。

2013年11月2日  県立美術館企画展

11月2日、『〈とちぎアート・ドキュメント〉みる、ふれる、きくアート−感覚で楽しむ美術』展がスタート。

芸術の秋にふさわしい、栃木県在住のアーティストや栃木県にゆかりの深い作家が、一堂に会した企画展で、鑑賞の域を超えて体感出来る珍しい企画。

屋外の金属彫刻、室内の石や木の彫刻、絵画、版画、写真、映像など、優れた創作芸術を五体で感じる事ができました。

屋外にある『3つの楕円』と言う彫刻(写真)は、3本のトチノキ?に絡んだ作品。
美術館正面を圧倒的な存在感を放ちながら、来館者を出迎えている。

館内の作品も、触ったり、音を聞いたり、香りを利いたりと、楽しめます。

開催は、今日から12月23日まで。
栃木県立美術館に、是非、おいでください。

2013年10月19日  JAPAN CAP CYCLE ROAD RACE 2013

10月19日、ジャパンカップ・サイクル・ロードレース2013
明日のロードレースに先駆け、宇都宮駅前大通りにて『クリテリウム』開催。
大通りの両サイドは、レースの観衆で埋め尽くされ、目の前を猛スピードで駆け抜けるサイクルロードレーサーに大歓声。

クリテリウムは、交通封鎖された駅前大通りを20周し、順位を競うもので、レースの駆け引きが見所。

前半戦のトップ集団は、中盤には後方集団に飲み込まれ団子状態に・・・レースの駆け引きに観衆にも緊張感が・・・。
後半戦は、正に肉体と精神の力の勝負!と言った戦いになった。

この一大イベントが、宇都宮市で開催されることは意義深い。

回を重ね、益々メジャーなイベントに育てて行きたい。

    

    

    

    

    

2013年10月19日  とちぎ食と農のふれあいフェア

10月19日、第29回『とちぎ食と農のふれあいフェア』がスタート。

県内各地から、自慢の食材やグルメ、農産物が県庁前の県民広場に集まり、今日から2日間のイベント。

今回の開会式には、農林水産省大臣政務官の横山信一参議院議員(公明)が来賓あいさつ。

横山氏は挨拶の中で、「国が進める『攻めの農林水産業』は、産業としとの側面と地域の活力の側面、さらには高齢社会を支える食と健康の側面がある」として、産業・福祉と農政が互いに緊密に連携する事が重要とした。
そして、「その点からも、このような食と農をテーマとしたイベントが、回を重ね成功させて行く事は大変意義深い」と祝福。

県民広場や栃木会館広場には、数多くのブースが軒を連ね、県民の交流で賑わっている。

また、第1回栃木県ヘルシーグルメ選手権も開催され、グランプリに『芳賀町のヘルシー弁当』が選ばれた。
この弁当は、その日の採れたて野菜を中心に調理され、ヘルシーで美味しく、満足感のある工夫された弁当になっている。

芳賀町道の駅で、毎日20食限定で販売されているので、是非とも食べてみたい。

健康長寿の基は、『食』。
ヘルシーグルメの波を全国に広める意義は大きい事から、今回のヘルシーグルメ選手権の発展形として『とちぎ発』全国イベントに昇華させたい。

    

    

    

    

    

2013年10月18日  台風26号・日光市被害調査

10月18日、再度、日光市における台風26号の被害状況の詳細を聴取。

日光市は、県土面積の四分の一に及ぶ広大な地域。
被害も広範囲に渡る事から、県がバックアップする課題もある。

【被害概要】
人的被害:負傷者5人
住家被害:半壊1棟、一部損壊8棟
市有施設被害:一部損壊23施設(小中学校等)
道路被害:市道7ヶ所、県道3ヶ所、国道9ヶ所~いずれも倒木によるもの。
ライフライン被害:鉄道の運休、停電2100世帯
杉並木被害:倒木11本、その他倒木多数。
農業被害:2014万円(作物623万円、施設1391万円)
その他、観光施設も倒木により被害を受けた。

【行政課題】
①災害・被害の情報体制
~情報の収集と市民への発信に課題
②メディアの活用
~CRTや、とちぎTVの活用促進が課題
その他、日光市土沢の桜の樹の倒木被害、田川氾濫箇所、下野大沢駅前の県道の雨水排水の氾濫箇所を調査。