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公明党栃木県議会議員会は、永年、県民の健康とスポーツ振興の拠点整備を訴え、「総合スポーツゾーン」構想段階から、様々な提言・提案をして来ました。
2022年の「いちご一会とちぎ国体、とちぎ大会」に向け、毎回の予算化要望で総合スポーツゾーンの整備充実を具体的に盛り込み進めています。
総合スポーツゾーンは、宇都宮市西川田町内の競馬場跡地と総合グランド(陸上競技場、野球ラグビー・サッカー場、プールなどの総合スポーツ場)を、リメイクし総合スポーツ施設を集約した一大スポーツゾーンです。
[施設概要]
①3万人収容のスタジアム(陸上競技、サッカー)
②武道館(柔道、剣道、空手道、弓道など)
③室内プール
④体育館
⑤屋外グランド(野球、ラグビー、テニスなど)
[建設状況]
①スタジアムと武道館の建設が完了し、武道館は昨年秋より使用開始され「全国オープン清心空手道選手権大会」が盛大に開催されました。
スタジアムは、現在、巨大な通路部分の工事をしています。
②野球場も、観客席の増設整備等が完了しました。
③室内プール、体育館は、スポーツゾーンの東エリアに位置し、民間のPFI事業で進めており、現在、建設工事中です。
④駐車場や遊歩道の整備も計画されており、県民の健康増進の拠点として充実した施設整備を進めています。
※施設建設や周辺の道路の整備も進み、いよいよ総合スポーツゾーンの全貌が掴めるようになりました。
スポーツゾーン全景
遠くに望むスタジアム
スタジアム近景
1月18日、那珂川町の国道461号線と県道・矢又大内線の交差点周辺の交通環境を調査しました。
[現状]
①交差点を挟んで、国道461号線が「コの字」にカーブしている
②交差点周辺の安全確認の為、カーブミラーが2ヶ所設置されている
③交差点北のカーブミラーは老朽化が進み曇っている
[問題点・ヒヤリング]
①交差点を北進右折する際、コの字カーブのせいで対向車が見づらい
②また、カーブミラーの角度も悪く見づらい
③対向車がミラーに映った時には交差点直前に迫っている
④右折時、ヒヤッとした経験は多い
[対策案]
①老朽化したカーブミラーを更新する
②視角確保のため、ミラーを改善する
~ミラーの研磨、角度の補正、ミラーの複数化等
※道路管理者(県)と協議し、対策を検討します。
県道・矢又大内線と国道461号の丁字路交差点
国道461号線から県道に右折する交差点
右折時に利用するカーブミラー
ミラーで確認
1月15日、島根県にて、日本遺産の活用について調査しました。
説明者;島根県観光振興課 GL 錦織 宏氏及び
教育庁文化財課 調整監 池淵俊一氏より説明聴取
1.日本遺産活用の取組について
1)島根県の5つの日本遺産
①津和野今昔~百景図を歩く
遊歩道整備中(~R3)、夜神楽公演
②出雲たたら風土記
日帰り企画 ~たたら製鉄ゆかりの地をバスで巡る周遊ツアー
宿泊の企画 ~たたら体験と郷土料理のプレミアムコース
③日が沈む聖地出雲
出雲神楽の公演
④荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間
北前船寄港地巡る周遊ツアー
⑤神々や鬼たちが躍動する神話の世界
石見神楽の伝承・公演
※神楽公演、拝殿での演目が好評。
2)島根県の取組(市町村支援)
①山陰DCイベント
山口県及び鳥取県との観光連携
②SL対策協議会
③日本遺産ビジターセンターの整備
④各種補助事業での支援
3)石見神楽振興事業
①推進体制の構築
②石見神楽ブランディング・プロジェクト
首都圏認知度UP 6.4%→12%へ
神楽体験率UP 1.9%→7%へ
③保存・継承の取組
・子ども神楽体験教室
・協力企業の拡大
④観光への取組
・情報発信 ~web広告、SNS広告、YouTube広告の活用
・周遊ツアーの商品化
⑤東京2020オリパラの取組
・旅行商品のアピール強化
2.日本遺産総合活性化事業について
1)日本遺産とは
H27年度、文化庁が日本遺産推進事業をスタート。本事業は、地域活性化や観光振興を目的に、その地域の歴史的魅力や特色を題材としたストーリーを文化庁が認定するもの。
2)日本遺産の主な取組
①年度毎テーマを決め、県内5ヶ所の日本遺産をフル活用
H27年度 津和野今昔から始まり、H31年度まで展開
②指定史跡の観光名所活用
三本松城、殿町(水路)、鷺舞、妹山の景色、左鐙(さぶみ)の香魚(あゆ)等の文化的遺産を四季を通じて展開
③拠点施設の整備
津和野町日本遺産センター(H27)
・コンシェルジュによるまち歩き、ストーリー紹介
・学習会、講座の開催
・各種まち歩きイベント開催
・グッズ販売
3)日本遺産総合活性化事業
①H27~H31年度に渡り、情報発信・人材育成、普及啓発活動、調査研究活動などの取組を展開
②事業効果と検証
・観光入り込み数 9%減少 ~H30広島豪雨災害、猛暑が要因
・外国人宿泊客が増加 ~849→1071人、リピーター増加
※団体客は激減したが、外国人等の家族・個人旅行が増加傾向!
③課題
・旅行スタイルの変化に伴い、「通過型」の観光を如何に「滞在型」「リピータト型」にするか
・後継者不足、人員不足の克服
・外国人観光客の満足度向上
・日本遺産ビジターセンターへの来場は増えているが、日本遺産
島根県議会別館にて
観光振興課より説明聴取
教育庁文化財課より説明聴取
1月14日、鳥取県庁に「防災・避難所対応」「観光政策」について、調査のため訪問しました。
1.災害時の避難所における断水及び停電対応について
説明者;危機管理政策課 課長補佐 木山正一氏、教育環境課 係長 横山 寛氏より説明聴取
1)文科省「避難所の機能等調査」結果
項目 前回 → 今回(H31)
・備蓄倉庫 52.3% → 100%
・飲料水 20.5% → 100%
・電力 13.3% → 100%
・断水トイレ 19.5% → 100%
※栃木県は、全国平均(34%)程度。
1)取組が進んだ背景
①2000年の鳥取西部地震の教訓
~「防災対策研究会」を県と市町村連携のテーブルとして設置、原則県民に公開し、活発な議論展開している。
~広域的事項は、県と市町村で話し合い決める体制を構築している。
②県と市町村の役割分担を明確化
~備蓄機材や資材の大小で、各自治体が担当
・仮設トイレ・自動ラップ式トイレ、投光器、発電機、ストーブ、EV車接続用外部給電器など大型のものは「県」
・備蓄食料、ミルク、飲用水、衛生用具等の消費物は「市町村」
③現状の課題
・コスト負担~自治体により格差がある為、県の支援は不可欠
・備蓄状況~備蓄倉庫に一括備蓄、地域現場に分散備蓄と、地域によりまちまち
・災害時配給~県内全域被災を想定し備蓄品目・備蓄量を算定、人口割で市町村が備蓄しているが、発災時に一度集めて、再度配分しなければならない。
・市は「防災課」が専任で対応できているが、町村は「総務課」兼務の為対応しきれない現状
→県がフォローする必要がある!
④今後の取組
・現在、鳥取県を東部・中央部・西部の三県域に分け、地域特性に合った対応を検討する会議体を設置
・防災対策研究会等の会議運営上の市町村への配慮
・県民への周知徹底
~指定避難所(長期避難生活)、指定緊急避難場所(生命を守るため一時的な緊急避難)及び拠点避難所、機能特化避難所(障害の種類等に対応)
~県民個別に必要な避難所情報を伝達
・住民自身に避難しないリスクの理解促進
~3Dや動画等でハザードマップの見える化を図る
・積極的な避難促進
~自分が逃げる基準を明確にする
マイタイムラインのワークショップモデル事業の実施
・その他、マニュアル等のソフト対策も積極的に見直して行く!
2.国内外の誘客に向けた取組について
①滞在時間・日数の拡大
・鳥取県は「星取県」キャンペーン
・「蟹鳥県」ウェルカニ キャンペーン
※夜のイベント、夕食(蟹づくし)で、宿泊を誘引!
②日本遺産等の活用
・東部に二ヶ所、中央部に一ヶ所、西部に一ヶ所の4つの日本遺産を繋ぎ、周遊させる
・砂丘美術館 春から1/5までの約9ヶ月、砂の芸術で誘客。毎年テーマを変え、大規模で本格的な砂の彫刻を披露
③インバウンド対策
・ロシア
年間790人、平均滞在17.2泊、一人当たり18.8万円の消費、旅行目的はレジャーが第一。
~ロシア人2名が国際交流員として、情報発信など活躍している。
・1位 香港 2位 韓国 3位 中国だが、今年、上海に定期周航便が週2便出来たので、更に期待される。
・海外旅行客の興味は、レジャーは当然だが、神社仏閣や甲冑・鎧などの歴史・文化のストーリーが大人気だ。
3.鳥取砂丘ビジターセンター視察
①鳥取砂丘の成り立ち
②波紋のサイエンス
③観光資源としての活用と課題
・砂丘美術館として、砂の芸術(彫刻)を長期間展示公開 〜3日間で8万人の来場
→食事、売店等、即売り切れ状態で、大量集客対応の環境整備が課題!
・ゴミ捨て問題
・多言語化
※先進的な取組が多く、大変参考になりました。本県の取組に取り入れたいと思います。
※観光スポットでの共通の課題・問題についても、本県の現状を見る上で参加にしたいと思います。
鳥取県議会棟前にて
①危機管理政策課より説明聴取
②観光戦略課より説明聴取
鳥取砂丘ビジターセンター内展示コーナー
砂丘の成り立ち等調査
1月9日、上戸祭町内の分譲地が放置され、雑草被害を解消して欲しいとの要望を受け対応。
所有者と連携し、分譲地の再開発で問題解消できました。
対策前
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対策後
対策後