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2012年5月13日  竜巻被災現地視察

5月13日、過日本県を襲った竜巻。復旧に追われる、益子町の被災地域を視察。

家屋修繕に取り掛かれているところも有れば、全く目処の立たない世帯も多い。
災害救助法を適用し、行政から積極的に被災者に手を差し伸べるべき。

また、大きな打撃を受けたのが、農業者。
去年の震災被害から立ち上がろうと、期待を胸に頑張って来た矢先に、この災害。
自然の猛威の前には、為すすべもないが、事後対応については、行政からの強力な支援が必要。

本県の農業者の元気が、地域の、経済全般の活力となる。

2012年5月11日  県内視察調査

5月11・12日、県内の観光業の課題、地域が抱える問題などを聞き取り調査。

日光市鬼怒川温泉、川治温泉、湯西川温泉を視察。

昨年の落ち込みを挽回したいところだが、今年に入っての誘客はトントン。
いよいよ東京スカイツリー“とちまるショップ”がオープンする事から、行政の戦略的なPR強化が期待される。

温泉地が抱える問題として、
①過疎化対策
②集客力アップ策
③イベント開催費用の捻出

過疎化対策は、行政の取り組みはバックアップであり、あくまでも地元の取り組みがメイン。
まず、県外からの移住促進には、地域の空き家を掌握し、所有者の協力を取り付ける事。その上で、住居情報を発信。
都市部の芸術家の卵の人達をターゲットに、芸術に打ち込める環境と発表の場を提供。相乗効果として、街興しに繋ぎだい。

祭など、地域イベントの開催は、外部からの集客に直結。温泉地ならではの“入湯税”の投資的有効活用が望ましい。

ともあれ、本県の資源である『自然環境』『農業』、『観光』、『ものづくり』『歴史文化』、そして『人』を活かし、地域を活性化したい。

    

    

    

    

    

2012年5月10日  講演・研修会参加

5月9日・10日、東京にて講演会、シンポジウムに参加。

9日は、医学博士で登山家の今井通子先生。『森林が与えてくれる、地球環境と健康』をテーマに講演。

この中で、森林セラピーの効用を強調。全国的に関心が高まり、各県に広がりを見せている。
栃木県は、まだ取り組まれていない事から、健康・地域と経済の活性化の観点からも推進したい。

10日は、『巨大災害から生命と国土を護る』日本学術会議24学会のシンポジウムに参加。

代表5学会の基調講演の後、パネルディスカッションに。

【主な見解】
①『正しく恐れ、正しく備えよ』とは、情報を充分に提供しない側の勝手な論理。行政は、適切な情報を提供すべき。

②情報については、各省庁毎に収集・分析しているが、縦割り行政で情報の共有が無く不効率。

③災害に対し、ただ逃げるだけでなく、生命と財産を護るために、抵抗(工夫)すべき。

④復旧に対する考え方~単なる“復旧”に留まらす、次なる災害に備える『減災』に繋がる設備・システムの強化が必要。

⑤日本は、災害大国。災害を教訓に、特徴ある被災地域ならではの街づくりをすべき。
などなど、示唆に富んだ意見を聴取。

2012年5月7日  竜巻被害現地調査

5月7日、昨日発生した竜巻で、真岡・益子・茂木に大きな被害発生。
現地を視察調査し、行政の対応を検討。

県内では、11人が中軽傷、451棟を超える住家が直撃。特に、農業施設の被害は甚大で、園芸用のハウスに至っては、イチゴなどの観光園芸は壊滅的。

本県にとって、未だかつて無い大変な災害となった。
公明党会派として、知事に対しいち早く以下の点を要望。

①農業施設復旧に対し、県が積極的に支援する事。

②復旧支援については、利子補給など、あらゆる支援策を講じる事。

③住家被害については、速やかに見舞金など、災害救助法に則り対応する事。

④国に対して、本県の被害が激甚災害に認定されるよう強く求める事。

また、突風・竜巻への予防策として、ドップラーレーダーの設置も要望。

竜巻は、地震などと比べ、発生予報や防災対策が定まっておらず、防ぎようのない災害と思われがち。だが、気象変化の予兆を察知する事はできる。
①気温は高いが、上空に強い寒気があり、その温度差が40℃以上。
②雷が鳴り、大きな雹が降る。
等、突風・竜巻の発生する可能性が高くなる。

また、竜巻が周辺で発生したら、近くにある頑丈な建物に避難し身を守る。
頭を保護し、ガラス窓に近づかない。
などなど、自分の身は自分で守る。基本は、日頃からの備え(防災意識)が重要。

    

    

    

    

    

2012年5月3日  大雨洪水・現地調査

5月3日、昨夜からの大雨で、宇都宮に大雨洪水警報。
特に、田川流域に注意喚起が・・・
屋板町の田川橋、上三川の明治橋の流域、市流域を現地調査。
かなりの降雨量の為、洪水注意水位に達している。

周辺にお住まいの皆さんは、このまま大雨が続くと排水能力を超え、敷地内に浸水するのではないかと不安の声。

地元自治会長等と、用水路・側溝の雨水氾濫の緊急時対策として、下流域の住民の了解のもと、水門を開け水量調整をする事を申し合わせ。

根本的に治水対策は、排水路などのインフラ整備が必要。
上三川町とも、この件に関しては話し合う予定。